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2021.4.8 04:38

【沢田康文の欧州リポート】グランドナショナル2年ぶりの開催

 英国の障害競馬の祭典、グランドナショナルが10日にリバプール郊外のエイントリー競馬場で開催される。レース条件は何度か変更されたが、現在は7歳以上の馬によって約6900メートルで争われる。格付けはGIIIながら、創設が1837年という伝統を持つ過酷なレースで、出走可能頭数は40頭。有馬記念と同じように、年に一度このレースだけは馬券を買うという人も多く、英国の国民的な行事となっている。

 昨年はコロナ禍で中止になり、2年ぶりの開催。ワクチン接種が順調に進む英国は、ロックダウンの段階的な規制緩和を目指しているが、競馬場にファンが戻るのは5月17日以降の見込みだ。

 2018、19年に、レッドラム以来45年ぶりの連覇を成し遂げたタイガーロールは、陣営が約73・9キロという重いハンデを嫌って回避を表明。ブックメーカーのオッズでは、2連勝中のクロースキャップ(愛国産、英=J・オニール、セン9、父ベネフィシャル)が4・5倍で1番人気になっている。(在仏競馬記者)