中央競馬:ニュース中央競馬

2021.4.4 18:48

【みんなの反省会】大阪杯~見事な作戦でしたby明木TM

無傷の6連勝で大阪杯を制したレイパパレと、勝利に導き、馬上でねぎらう川田将雅騎手

無傷の6連勝で大阪杯を制したレイパパレと、勝利に導き、馬上でねぎらう川田将雅騎手【拡大】

デスク 中距離の頂上決戦、GI大阪杯(阪神)は、単勝4番人気のレイパパレが圧巻の逃げ切り勝ち。デビューから無傷の6連勝でGI初制覇を飾った。3冠馬コントレイルも、現役GI最多4勝のグランアレグリアも寄せ付けず。2着に4馬身差だから、明木正行トラックマン(TM)、これはもしかして新怪物か? まだ早すぎるか。

明木TM ここまで離すとは…。新星誕生は間違いないです。6Rくらいからかなり雨が降って、まるで違う馬場(重)になったのですが、これが大きかったと思います。

デスク 川田騎手は迷わずハナを奪った。

明木TM 決して無理はしていないです。前進気勢が強いタイプで、いかに馬をコントロールするかが焦点でしたが、降りしきる雨の中、自らが先頭へ立つ形は折り合い面で大いにプラスへ働いたもようで、見事な作戦でした。3強と目された組(コントレイル、グランアレグリア、サリオス)が束になって浮上しようとする4コーナーをゆとりを持って迎え、そこから馬場コンディションのいいコースの中央へ。全く隙を与えることなく、鮮やかに押し切りました。前半の5ハロンを59秒8で通過したうえ、4コーナーから直線半ばにかけての箇所を11秒6で踏破したことは、馬場状態を考えても特筆ものです。ポテンシャルのすごく高い馬で、それを川田騎手が引き出したということでしょう。

デスク 2着は6番人気のモズベッロ。

明木TM 最初のゴール板を通過するあたりからコントレイルの後ろへつけ、格好の目標を得てレースを運びました。後をぴったりとなぞっていき、勝負どころで先に鞍上の手が動く状況でも離されることなくついていきました。直線の坂を上り切るあたりで2番手へ押し上げましたが、この馬にとっても今回の馬場状態は好材料だったと思います。

デスク 断然の1番人気のコントレイルは3着か。君の本命馬だったな。

明木TM 世紀の決戦と呼ばれた昨年のジャパンC2着は、ルメール騎手(アーモンドアイ)に勝負させてもらえなかったというか、同じ土俵に立てなかっただけで、力負けじゃないと思っていますから。このレースも決して悲観するような競馬ではないです。16キロ増も全く重さはなく、スケールアップした姿と映りました。縦長で流れる道中は後方寄りを追走し、レースが中間点を過ぎるあたりから徐々に進撃を開始。内で呼応するグランアレグリアと一緒に浮上しながら4コーナーへ向かいました。前を追い詰められず、自らをマークしていた馬に差される結果にはなりましたが、外から勝ちに動く形で脚を結構使っていたことを思えば、地力は十分に見せたといえるんじゃないでしょうか。

デスク 2番人気のグランアレグリアは4着。2000メートル戦でも格好はつけた。

明木TM 外めの5番手で折り合い、隊列が凝縮してくる残り800メートル過ぎにコントレイルが台頭してくると、応戦するようにスパートをかけていきました。ラスト3ハロンから2ハロンにかけては、3強がほぼ並んで勝ち馬を追う状況でした。ただ、坂を上って差されたのは距離もあったのかも。本質的にはもう少し短い方がいいと思います。

デスク 3番人気のサリオスは5着。いい位置から運んでいたように見えたんだが…。

明木TM すぐ行き脚がついて前へ。直線も最内を通ったように一貫してロスのない競馬運びでしたが、4コーナーの段階で前の勝ち馬に対して手応えで譲っていました。道悪が響いたんでしょう。

★4日阪神11R「大阪杯」の着順&払戻金はこちら