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2021.4.3 11:26

【BLOOD】アレグリア、スピード維持するタピットの血

グランアレグリア

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 大阪杯はやはり2頭が強い。本命はグランアレグリアにした。昨年の4走がGIばかりを使って、スプリント→マイル→スプリント→マイルの順。それが年明け初戦は10FのGIを使おうというのだから、ダビスタ的な強さを感じる。

 もちろん血統的に2000メートルは十分こなせる。父ディープは言うに及ばず。母父がタピットなのでスピードの持続力に長けている。以前も言及したが、ディープの高いスピードレベルをタピットの血で維持できる感じになっているので、切れというより、ギューンというような差し切り方をする。初の10Fだけにその脚をいかに使うかが焦点だが、そこは鞍上に任せておけばいい。天気予報はよくなさそうだが、タピットの血はその点においても役立ちそうだ。

 相手は3冠馬コントレイル。こちらはディープ×アンブライドルズソング。血統的には不向きだった菊花賞をねじ伏せる形で勝利し、疲れの残るジャパンCで9冠女王と激戦してきた。

 この配合は本馬以前にはあまり画期的な成功例がなく、ダノンプラチナぐらい。そのプラチナに引きずられるわけではないが、血統からすると早熟傾向の可能性。もちろん力が持続していれば問題はないし、調教の動きからも力は有り余っているようだが。出方も気になる。並べば抜かせない根性はこれまでも存分に見せているが、牝馬にギューンと行かれてしまったときの対処はどうか。その意味でも対抗だ。

 3番手はレイパパレ。5戦無敗でも、一気の相手強化。正直、母シェルズレイ、その母オイスターチケットからこんな馬が出てくるとは…。ただ、ディープの特徴を生かしたような、しまいがメチャ切れるタイプではない点は、血が出ている感じがするし、早めに仕掛けて脚を持続させる意味では◎と似た感も。

 4番手は昨年の春2冠2着のサリオス。ただ、マイルCS5着の敗戦が気になる。落ち込んだハーツクライは立ち直りに時間がかかるケースもあるからだ。4頭にしか印は打たない。(夕刊フジ)

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