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2021.2.28 10:10

日米オークス制覇の名牝シーザリオ死す

福永祐一騎手を背に2005年のオークスを制したシーザリオ

福永祐一騎手を背に2005年のオークスを制したシーザリオ【拡大】

 2005年のGI・オークスと米GI・アメリカンオークスを勝ったシーザリオが27日、子宮周囲の動脈断裂による出血性ショックのため、北海道安平町のノーザンファームで死亡したことが28日、JRAから発表された。19歳だった。2004年に栗東・角居厩舎からデビューし、国内外GI2勝を含む6戦5勝で、獲得賞金は2億7443万3400円。繁殖牝馬としてはGI2勝(菊花賞、ジャパンC)のエピファネイア、GI・朝日杯FS勝ちのリオンディーズ、GI2勝(ホープフルS、皐月賞)のサートゥルナーリアと、3頭の種牡馬を産んだ。

 ◆生産したノーザンファームの吉田勝己代表「突然のことでただただ驚き、胸を締めつけられる思いです。3頭の種牡馬を産んだ彼女には感謝の言葉しかありません。牧場の礎を築いてくれたシーザリオが亡くなったことは誠に残念でなりませんが、今は安らかに眠ってほしい思いでいっぱいです」

 ◆シーザリオを現役時代に管理した角居勝彦調教師「きのう(27日)の夕方に知りました。(一報を受けたときは)『エッ』と思いましたね。(体調に)心配な話は聞いていませんでしたから…。調教師業を支えてくれた馬です」

 ◆シーザリオの現役時代に主戦を務めた福永祐一騎手「とても残念です。競走馬としてだけでなく、母としても3頭の種牡馬を出して、偉大な馬だったと思います。『この馬となら世界中、どこにいっても勝負できる』と思わせてくれました。競走生活は長くなかったですが、母としても結果を出していて、もっともっと活躍できたので残念でなりません。娘(ロザリンド)からもオーソリティの重賞勝ちがあって、“シーザリオファミリー”が構築されていますからね。残された子どもたち、ルペルカーリアとコンビを組ませてもらっているので、遺児たちとよりシーザリオの名を高められるように頑張っていきたいです。安らかに眠ってほしいです」

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