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2021.2.23 04:59

【今週の重賞 見どころ狙いどころ】中山記念&阪急杯

中山記念に出走予定のヒシイグアス

中山記念に出走予定のヒシイグアス【拡大】

 東西の現場記者が重賞レースの焦点を語り合う「今週の重賞 見どころ狙いどころ」。阪神で行われる阪急杯では、大阪の宇恵記者、東京の漆山記者ともに一昨年の2歳女王レシステンシアの快速復活に注目した。やや小粒な顔触れとなった中山記念では、漆山記者がヒシイグアスの充実度を強調、宇恵記者は開幕週の馬場でバビットの逃げ残りを警戒する。

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 宇恵 今週は東西で重賞が2つ。阪神の阪急杯から話を進めようか。

 漆山 個人的にはレシステンシアの逃げ粘りを支持したいですね。先週、同じ競走条件で行われた京都牝馬Sが、イベリスの逃げ切りでした。前走のマイルCS(8着)は春以来で24キロ増。息がもたなくても仕方ないでしょう。17日は栗東坂路で4ハロン50秒2-11秒5と抜群の動き。変わり身は必至とみます。

 宇恵 全くの同意見やね。ここはレシステンシアの出番がくる。復帰が遅れて、ぶっつけ本番となった前走は度外視。今回のほうが順調だし、久々の1400メートルの距離も、マイナスには働かないと見立てるけどね。

 漆山 昨年の覇者ベストアクターが1年ぶりに復帰します。右前脚の不安で休養が長引いたけど、帰厩後の動きはさすが。「戻ってきてからは順調。体に余裕はあるけど、ある程度の仕上がりでいける」と鹿戸調教師。10カ月半ぶりで勝った実績もありますし。軽視は禁物ですよ。

 宇恵 同条件の阪神Cで変わり身を見せたダノンファンタジーも侮れん。中内田調教師が「昨年の秋からずっと調子がいい。大事に使ってきたことで今、充実している。前回で勝っている条件。展開、流れがうまくかみ合えば」と語るように今回も好気配。道中でうまく力をためる運びができれば連勝もある。中山記念はどう? GI馬が複数出てきていた例年と比べると、メンバーはかなり小粒やけど。

 漆山 注目されるのは3連勝中のヒシイグアスです。休養を挟みながら大事に使われ、心身ともに充実。堀調教師は「トモ(後肢)の緩さは取れてきているので、前走時よりいい仕上がりに持っていけます」と自信の口ぶりです。GI馬不在なら2キロ増でも!! という感じですね。個人的には、コーナー4つの芝1800メートルで【3・5・2・2】のトーセンスーリヤが面白そう。

 宇恵 開幕週だけに、バビットの逃げ残りに注意が必要や。GIの近2走から、グッと相手関係も楽になるからね。

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