仲和弘TM【拡大】
昨年末に増井辰之輔トラックマンと、昨年の10月に滋賀県大津市に開場したチャンピオンヒルズに見学にいきました。
まず驚いたのはその広大な敷地。総面積は約71ヘクタールで、馬房数は360。それだけの馬が在厩しながらも、角馬場、コース、坂路おのおのの場所で調整されていて、全く混雑した印象はありませんでした。
その中で一番注目されるのは1000メートルを一直線で作られた坂路コース。
ウッドチップとフェルトダート(砂にフェルトを混ぜたもので、クッションが利いてケガをしにくく、水はけもいい)の2本があり、しかも、幅員が広い。実際に追い切りを見たが、4頭併せをしていてものびのびと走れていたし、直線コースということもあわせ事故防止を考えられた設計になっている。
幣旗(へいはた)政則場長は「馬房の拡張も考えていますし、規模や生活のための場内施設も充実しています。栗東トレセンから1時間以内で来られる立地も自慢です」と話していた。1歳馬の追い切りも行われていて、今年はチャンピオンヒルズから活躍馬が多く出るだろうと感じた。