栗東坂路で追い切られるクリソベリル(左)とサンライズノヴァ【拡大】
前走のJBCクラシックを含め国内8戦8勝のクリソベリルが連覇へ向け、ともに出走するサンライズノヴァと栗東坂路で併せた。
川田騎手が跨がり、ノヴァを追いかける流れ。徐々に差を詰めていきながら、馬体を並べたゴール前で少し仕掛けられ、スムーズな脚さばきでラスト1F12秒5をマークして併入した。
ただ、ともに世界を目指すジョッキーは求めるものが高いためか、少々辛口。「JBCのときに比べて、1週前は体に緩さがあり、少しバランスが取れずに走っているような感じだった。けさもさほど変わっていなかったので、この追い切りを経て、当日にいい状態になっていれば」。GI5勝目へ、気合のひと追いによる変化を期待していた。(夕刊フジ)