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2020.10.21 16:57

【菊花賞&富士S】レースの注目点(1/4ページ)

シンボリルドルフ、ディープインパクトに次ぐ史上3頭目の無敗3冠制覇を狙うコントレイル

シンボリルドルフ、ディープインパクトに次ぐ史上3頭目の無敗3冠制覇を狙うコントレイル【拡大】

★無敗での達成なら父以来15年ぶり3頭目 史上8頭目の三冠制覇に挑むコントレイル

 コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が、2011年のオルフェーヴル以来、9年ぶり8頭目の三冠制覇を狙う。同馬は昨年9月15日、阪神の新馬戦でデビューして以来連勝を続けており、皐月賞は半馬身差、ダービーは3馬身差で優勝。秋初戦の神戸新聞杯も2馬身差で勝ち、ここまでの通算成績は6戦6勝。果たして、コントレイルは“三冠馬”の称号を手にすることができるだろうか。なお、これまで皐月賞とダービーを制した馬は、コントレイルを除き23頭だが、このうち15頭が三冠へ挑戦して7頭が三冠馬となった。無敗での三冠制覇となれば、1984年の三冠馬シンボリルドルフ、コントレイルの父で、2005年の三冠馬ディープインパクトに次ぐ史上3頭目の快挙となる。

★連勝街道を突き進むコントレイル デビューから7連勝で三冠制覇なるか

 コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)は、デビューから6連勝中だが、2戦目の東スポ杯2歳Sから前走の神戸新聞杯まで重賞で5連勝を記録している。JRA設立以降、デビューからの連勝はシンボリルドルフなど6頭が記録している「8連勝」、JRA平地重賞競走での連勝はテイエムオペラオーが記録した「8連勝」が最多記録となっているが、連勝街道を突き進むコントレイルは、これらの記録にどこまで迫れるだろうか。

 また、コントレイルは前走の神戸新聞杯で、単勝支持率72.6%という圧倒的な支持に応えており、無敗での三冠制覇がかかる菊花賞での単勝支持率にも注目が集まりそうだ。なお、菊花賞での単勝支持率トップは1963年の二冠馬メイズイ(83.2%)だが、同馬は6着に敗れている。以下、2005年のディープインパクト(1着)が79.0%、1943年のクリフジ(1着)が75.0%で続き、菊花賞における歴代の単勝支持率トップ3となっている。

★Vなら史上4人目のクラシック通算10勝 福永祐一騎手“最年長三冠ジョッキー”となるか

 コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)に騎乗予定の福永祐一騎手は、今年の皐月賞で史上11人目のクラシック完全制覇を成し遂げ、続くダービーでの勝利がクラシック競走通算9勝目となった。クラシック通算10勝は、保田隆芳元騎手、岡部幸雄元騎手、武豊騎手の3人しか達成していない大記録だが、福永騎手は菊花賞でコントレイルを三冠制覇に導くことができるだろうか。なお、歴代の三冠馬に騎乗したジョッキーの三冠達成時の年齢を見ると、最年長は1983年ミスターシービーとのコンビで三冠を制した吉永正人元騎手(達成時42歳0力月27日)。福永騎手の菊花賞当日の年齢は43歳10力月17日で、吉永元騎手の記録を上回り、歴代最年長の“三冠達成ジョッキー”となる。

 また、コントレイルを管理する矢作芳人調教師は、コントレイルでの皐月賞、ダービーに加え、モズアスコットでフェブラリーSを制しており、今年4度目のJRA・GI制覇がかかる。同調教師は昨年もJRA・GI4勝を挙げており、2年連続でJRA・GI4勝を挙げればグレード制が導入された1984年以降で初の快挙となる。

★ディープインパクト産駒のコントレイル 史上初、父子二代での三冠制覇なるか

 コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)は、2005年の三冠馬ディープインパクト産駒。1991年には三冠馬シンボリルドルフの産駒トウカイテイオーが皐月賞、ダービーを制したが、骨折のため菊花賞には出走できず、父子二代での三冠制覇に挑むのは今回が初めてのケースとなる。ディープインパクト産駒は2018年フィエールマン、2019年ワールドプレミアと2年連続で菊花賞を制しているが、果たして、コントレイルは父に続き“三冠馬”の称号を得ることができるだろうか。なお、ディープインパクト産駒はコントレイルの他にサトノインプレッサ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)、サトノフラッグ(牡、美浦・国枝栄厩舎)、レクセランス(牡、栗東・池添学厩舎)が登録しており、今年も菊花賞を勝てば、同レース史上初の3連覇、およびサンデーサイレンス産駒と並ぶ歴代最多タイの菊花賞4勝目となる。

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