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2020.8.1 11:25

【クイーンS】クロフネ譲りのパワー爆発ビーチサンバ

デビュー3戦目から手綱を取り続ける福永祐一騎手で待望の2勝目を目指すビーチサンバ(手前)

デビュー3戦目から手綱を取り続ける福永祐一騎手で待望の2勝目を目指すビーチサンバ(手前)【拡大】

 “最強の1勝馬”を返上だ! ビーチサンバが北の地で念願のタイトルを手にする。

 2歳9月にデビューVを飾ったあとは一貫して重賞にチャレンジして、掲示板を外れたのは明らかに距離が長かったオークス(15着)と、ゲート内で暴れたヴィクトリアマイル(9着)の2回だけ。阪神JF3着、桜花賞&秋華賞5着の足跡はGIIIでも格上だ。

 重賞では3度の2着があるが、最も惜しかったのが昨年のローズS。コースレコード決着のなか、早め先頭からダノンファンタジーのクビ差に踏ん張った。間隔を空け、開幕2週目の芝1800メートルとまったく同じシチュエーションだけに期待は膨らむ。

 初参戦の北海道シリーズもプラスに出そうだ。「スピードだけではなくてパワーもあるので洋芝は合いそう。札幌入厩後もカイ食いがいいし、落ち着きも出てきている」と安田助手。父クロフネ譲りの馬力を誇り、滞在効果で課題のスタートが決まれば持ち前の機動力を生かせるはずだ。

 29日は芝コースでともに挑む僚馬レッドアネモスと併せ、5F65秒5、ラスト1F11秒8を馬なりでマーク。重心の低いパワフルな走りが目を引いた。「トモ(後肢)をしっかりと使えて、馬のバランスが先週よりも良くなっている。体もすっきり見えるし、状態としてはいい」と、安田助手はデキに太鼓判を押す。

 デビュー3戦目から手綱を取り続ける福永騎手が駆けつけるのも意欲の表れだ。札幌芝1800メートルでは通算【10・15・6・41】、連対率34・7%の好成績を残し、このレースも14年にキャトルフィーユでレコードVを飾っている。待ちに待った2勝目を飾り、秋には再びGIの檜舞台に舞い戻る。

 “究極の3連単”はビーチを1着に固定。芝9FGIII連勝中のフェアリーポルカを2、3着に置いた12点勝負だ。(夕刊フジ)

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