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2020.5.23 11:07

【オークス】状態万全で追い風ビュンビュン!デゼル異次元末脚爆発

デビュー71日目&キャリア3戦目でのVを狙うデゼル

デビュー71日目&キャリア3戦目でのVを狙うデゼル【拡大】

 異次元の末脚で最速戴冠だ。デゼルが差し切る。

 デビュー71日目&キャリア3戦目でのVと、勝てば様々な記録を塗り替えることになる超新星。もっとも、そんな夢物語が絵空事ではないと思わせる背景が、前走・スイートピーSの衝撃的な内容だ。力の違いを見せつけるV。何といっても強烈なのは3F32秒5という、とてつもない上がりタイムの速さだろう。

 今年の東京芝のマイル以上のレースでは、古馬と合わせても文句なくNo.1の数字。同様に時計が出やすい馬場だったヴィクトリアマイルでアーモンドアイがマークしたのが32秒9なのだから、そのすごさは一目瞭然だ。しかも勝敗度外視の後方待機で使ったわけではなく、きっちり勝ってマークしているのだから非の打ちどころがない。

 だからだろう。当初はオークスの騎乗予定がなかったレーン騎手が、短期免許期間を変更してまでタッグ継続を決めた。関係者に対するスイートなリップサービスとは裏腹に、騎乗日程の変更などにはセンシティブなのが海外の一流騎手の常。まさに異例の展開だ。

 そんな超逸材に追い風も吹き荒れる。初東上から中2週での再遠征。仕上げは慎重にならざるを得ないはずだが、よほど体調がいいのか先週17日にはCWコースで6F82秒3、ラスト1F11秒7と、しっかり3頭併せで負荷までかけてきた。

 「状態は万全。学習能力が高く、右肩上がりの成長が続いている感じがする」と納得の表情を見せる友道調教師は、3年続けて馬券に絡んでいる白い帽子の(1)番枠にも、「先週からBコースなので外より内のほうがいいと思っていた。4~5番手くらいからになるかもしれないが、馬ごみもOK」と力強くうなずく。

 父は無敗の3冠馬ディープインパクト。母も無敗のまま、仏オークス制覇をなし遂げたアヴニールセルタン。汚れなき血の結晶が、樫の歴史に新たな1ページを加える。

 “究極の3連単”はデゼルを1着に固定。こちらも天才少女の桜花賞馬デアリングタクトを2、3着に据えた12点。(夕刊フジ)

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