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2020.5.4 15:16

【リレーコラム】大阪サンスポ~今週も無敗馬に注目!by山口大輝

デビューから無傷の3連勝でニュージーランドTを制したルフトシュトローム

デビューから無傷の3連勝でニュージーランドTを制したルフトシュトローム【拡大】

 今週から5週連続での東京GIが始まります。スタートは3歳マイル王を決めるNHKマイルC。ここまでの3歳クラシックは「無敗馬」がキーワードとなっているといってもいいでしょう。雨の中、行われた桜花賞は2戦2勝のデアリングタクトが力強い末脚で差し切りV。皐月賞も昨年の最優秀2歳馬コントレイルがデビューからの連勝を「4」に伸ばし、貫禄を見せつけました。前者は2カ月ぶり、後者は3カ月半ぶりと、ともに休み明けでのGI制覇でした。今の時流を考えても、素質馬が最小限のレース数で大舞台に進むようになった結果かもしれません。

 今週も2頭の無敗馬がスタンバイしています。ルフトシュトロームは、トライアルのニュージーランドTを制覇。ディープインパクトの近親という良血馬で、デビューから3戦全てがマイル戦というのも武器となるでしょう。サトノインプレッサもデビューから3連勝で前走の毎日杯を勝ちました。こちらもディープインパクト産駒らしい切れ味を持っていて、母は英マイルGIを3勝し、日本のマイルCSでも3着2度のサプレザです。能力的には勝ち負けになる2頭でしょう。

 NHKマイルCにおいて、無敗馬の制覇は過去2例しかありません。1998年のエルコンドルパサーと2012年のカレンブラックヒルです。2頭に共通するのが、ニュージーランドTを制しての臨戦ということ。今はやりの前哨戦をパスしてのタイトル取りではありませんでした。また、2頭とも、のちにマイルより長い距離で重賞を勝っています。このあたりは、東京は直線が長いぶん、マイルを超える距離に対応できるスタミナも問われるということかもしれません。

 過去の2頭をなぞるなら、ルフトシュトロームが優勢といったところでしょうか。今年は、昨年の最優秀2歳牝馬レシステンシアや重賞2勝馬タイセイビジョンなど豪華メンバーが集まりました。かくいう私も、ここまで書いておきながら週はじめの段階では、本命は無敗の2頭ではありません。ただ、予想とは別に、データ的な面からあれこれ考えるのも楽しいですね。

山口大輝(やまぐち・だいき) 大阪サンスポ記者

血統

単複・馬連

プロフィル

1991年生まれ、兵庫県出身。ディープインパクトで競馬に出会い、メイショウサムソンでどっぷりはまる。いつしか血統のおもしろさに目覚め、予想にも反映させるように。レースで1頭の馬を追いかけられる単複馬券が好き。

予想スタイル

能力で劣っても、適性で勝る馬を探すのがモットー。血統で、馬キャラを探りながら、展開、馬場などを加えて本命馬を導き出す。

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