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2020.3.25 18:54

【リレーコラム】関東競馬エイト~悩み尽きない春GI初戦byヒロシ

コパノリチャードがタイム1分12秒2で勝った6年前の高松宮記念。今年も、同じような状況になる可能性も十分ある

コパノリチャードがタイム1分12秒2で勝った6年前の高松宮記念。今年も、同じような状況になる可能性も十分ある【拡大】

 今週は春のGIシリーズの幕開けを告げる高松宮記念が行われる。ここを当てて弾みをつけたいところだが、何よりも気になるのは週末の天気と馬場状態。某天気予報サイトによると中京競馬場近辺の降水確率は金曜(27日)70%、土曜(28日)80%、日曜(29日)70%。この予報が的中するとレース当日はかなりの馬場悪化が予想される。今年は厳寒期に開催がなかった(例年は1月に1回中京開催が設定されている)ぶん、スタート時の馬場状態はかなり良かったはずだが、2週目に相当量の雨が降り2週目の日曜(3月8日)は不良発表に。しかも、ただの道悪ではなくその日のメーン(11R)トリトンS(3勝)は勝ち時計が芝1600メートル1分38秒6というとんでもなく時計がかかる決着に。2週目にして芝はかなりのダメージを受けた。その影響で翌3週目(14日、15日)も馬場が回復したとはいえ開幕週よりは明らかに時計はかかっていた。先週は中京での開催がなく、馬場が回復する余地があったとはいえ、予報通りに雨が降れば2週目同様の緩んだ馬場になり、高松宮記念もコパノリチャードが勝った6年前(勝ち時計1分12秒2)のような状況になる可能性も。今年は当日のい馬場状態に気をもみながら予想することになりそうだ。

 それに加え、このレースで注意を払いたいのは枠順。近5年に限定すると馬番が1~9だった馬が【5・4・4・32】なのに対し、馬番が10~18だった馬は【0・1・1・43】。コース形態のせいなのか、馬場状態を問わず外枠をひいた馬は厳しいレースを強いられているという事実も無視はできない。

 去年のスプリンターズSを圧勝したタワーオブロンドンと阪神Cで非凡なスプリント能力の片鱗(へんりん)を見せたグランアレグリア。わが担当藤沢和雄厩舎のどちらかを◎にするかで当初は悩んでいたが、考えを改めもう一度一から考え直さないといけないかもしれない。中間の取材の感触からも両馬とも大一番に向けてスキのないコンディションで臨めそうなのは確かだが、両馬とも本格的なスピード決着(良馬場)でこそ本領を発揮するタイプに思えてならないからだ。今年は週末の天気予報を気にしつつ、枠順発表の金曜の朝まであれやこれやと頭を悩ませる時間が続きそうだ。

松本ヒロシ(まつもと・ひろし) 関東エイト想定班 

舞台適性・近走

穴指向

馬単・3連単

プロフィル

1963年生まれ、京都府出身。小学校6年生のときに見たカブラヤオーの走りに魅了され競馬好きに。現在はフジテレビ系『みんなのKEIBA』、フジテレビONE『競馬予想TV!』に出演中。

予想スタイル

各馬の舞台適性、過去の相手関係を精査し、そのレースでの独自のランキングを算出。そこから「隠れ格上馬」を発掘することがヒロシ流穴予想のメソッド。

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