中央競馬:ニュース中央競馬

2020.3.23 17:28

【リレーコラム】大阪サンスポ~無観客競馬に強い種牡馬は…by山口

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で無観客で開催された中山競馬

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で無観客で開催された中山競馬【拡大】

 見慣れたくはなかったですが、すっかり無人のスタンドが当たり前のようになってきてしまいました。最初は寂しさを感じていましたが、慣れとは恐ろしいもので、最近は違和感すらなくなってきました。ただ、記者の中でも、“絶対に現物派(現金で紙の馬券を買いたい)”という人もいて、相当ストレスがたまっている人も多くいることでしょう。ドバイワールドカップデーも中止になってしまいました。

 ただ、いつまでも嘆いていても仕方ありません。こんなときだからこそ、馬券を買って、当たった外れたと楽しみたいものです。そういえば、無観客競馬となってから1番人気の成績が上がっているというデータを見ました。どういう理由かはわかりませんが、こういう数字は好きです。

 そこで思ったのが、無観客競馬に強い種牡馬はいるのか? 肉体面だけでなく、気性面も伝えるのが血統です。現役時代に前向きだった馬は、産駒も気性的に前向きな馬が多かったりします。そう考えると、静かな環境で力を発揮できる血統もあるのかもしれません。

 ということで、まずは通常開催(今年のはじめから2月23日まで)ではディープインパクトが51勝(勝率16・8%)を挙げ、“リーディングサイアー”に輝きました。2位ハーツクライに25勝差をつける独走といっていい勝ちっぷりです。しかし、無観客競馬となってからはロードカナロア産駒が急浮上。通常開催5位(16勝、勝率6・4%)から無観客競馬期間(2月29日から3月22日まで)では、21勝を挙げ堂々のトップ(勝率17・6%)です。単勝回収率も106%ともうかる種牡馬になっています。ちなみに2位は17勝(勝率11・2%)でディープインパクト産駒。やはり、スーパーサイアーは、どんな条件でも強いですね。

 もちろん、期間中の競馬場の違いによる巧拙の差や道悪競馬が続いた時期もあったので、全てが無観客競馬の影響とはいえないですが、「こんなんありまっせ」の軽い気持ちで調べてみました。信じるか信じないかはアナタ次第。みなさんも、せっかくなのでいろいろなデータを調べて予想に臨んでみるのも面白いかもしれませんよ。

山口大輝(やまぐち・だいき) 大阪サンスポ記者

血統

単複・馬連

プロフィル

1991年生まれ、兵庫県出身。ディープインパクトで競馬に出会い、メイショウサムソンでどっぷりはまる。いつしか血統のおもしろさに目覚め、予想にも反映させるように。レースで1頭の馬を追いかけられる単複馬券が好き。

予想スタイル

能力で劣っても、適性で勝る馬を探すのがモットー。血統で、馬キャラを探りながら、展開、馬場などを加えて本命馬を導き出す。

※山口大輝の予想を閲覧するにはベーシックパックをご購入していただく必要があります