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2020.2.14 05:07

【共同通信杯】フィリオアレグロ爆走!雨の中W3頭併せ(1/2ページ)

フィリオアレグロ(右)はGI2勝馬サトノクラウンの半弟。シャープな伸び脚を披露し、重賞初制覇へ態勢を整えた(撮影・田村亮介)

フィリオアレグロ(右)はGI2勝馬サトノクラウンの半弟。シャープな伸び脚を披露し、重賞初制覇へ態勢を整えた(撮影・田村亮介)【拡大】

 共同通信杯の追い切りが13日、美浦トレセンで行われ、GI2勝馬サトノクラウンを兄に持つフィリオアレグロがWコースで躍動。ひと息入って久々の実戦だが、サンケイスポーツ調教評価『A』で好仕上がりをアピールした。鞍上のミルコ・デムーロ騎手(41)は2週連続の重賞Vを狙っている。

 鋭い伸び脚に素質があふれる。昨年10月の東京新馬戦V以来となるフィリオアレグロが、3頭併せで鋭い伸びを披露。無傷の重賞Vへ、森助手がデキの良さを伝えた。

 「ラストまでいい動きでした。力を出せる仕上がりになっています」

 雨中のWコースで、僚馬2頭を折り合い良く追走する。直線で内を突くと、中サトノダムゼル(3勝クラス)に馬なりで併入、外イーグルバローズ(OP)には2馬身先着。稍重馬場を4ハロン55秒2-40秒2-11秒8と力強く駆け抜けた。

 半兄に厩舎の先輩で香港ヴァーズ、宝塚記念を制したサトノクラウン(父マルジュ)を持つ良血。兄と同じく秋の4回東京6日目に初陣を迎え、レース前にテンションの高さを見せつつも、レースではセンスが光った。4番手追走から直線で抜け出し、2着馬が迫るともうひと伸びして半馬身差のV。3着以下には6馬身差をつけ、破った相手が5頭も勝ち上がったことが非凡な能力を裏付ける。

 滋賀・ノーザンファームしがらきから約1カ月前に帰厩。「体はひと回り成長。緩みも抜けてきました」と、4カ月ぶりの実戦へ進化も遂げた。「兄もこの時期は緩さがありましたし、少しカッとする気性面も似ています。まだ比較するのはかわいそうですが、すごく素質を感じます」。兄同様の成長曲線に期待はふくらむ。

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