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2019.12.2 19:01

【リレーコラム】東京サンスポ~ロードマイウェイ勝利に胸張る陣営by千葉智春

千葉智春記者

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 中山競馬場勤務の先週土曜は、朝から衝撃が走りました。香港カップを予定していたアーモンドアイが、熱発のため同レースを回避するという知らせ。週中の水曜早朝には、美浦トレセンにて国内最終追い切りを見届け、騎乗したルメール騎手も感触の良さにトーンも弾んでいただけに、楽しみにしていましたが…。残念ですが、相手は生き物ですし仕方ありません。同騎手が騎乗するノームコアなど、他の日本勢の活躍を期待しています。

 その先週土曜は、阪神で行われたチャレンジCをロードマイウェイ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡3歳)がルメール騎手を背に快勝。6月の1勝クラスから一気の5連勝で重賞初制覇を飾りました。先週水曜、アーモンドアイと合わせて取材に応じたルメール騎手は「今年はどんどん良くなって、強い馬になりました」と評価した一方、近2走が1600メートルで「今回は2000メートル? 道中でリラックスして走れればいけると思う。(1週前)追い切りではすごく掛かったから」と若干の懸念。この時期の阪神は時計が速く、スピードが生きそうだと本命にはしましたが、それまでの4連勝が好位~逃げの運びで、先行馬の多い顔触れの中でどんな走りを見せるのか…という思いでした。

 で、その内容が驚き。ステイヤーズSの取材の合間で、リアルタイムではゴール前しか見られませんでしたが、なぜか、ロードマイウェイが外から差してくる…。後でレース映像を確認すると、ゲート内でチャカついて出遅れ。ただ、その後の鞍上の冷静さがさすがでした。後方で馬のリズムを優先し、直線で外へ出すと一気の末脚。逃げたトリオンフが2着に残る流れを差し切ったのは見事でした。

 ちょうど栗東へ来ていた2日は、阪神JFに管理馬を送り出す杉山厩舎にて、ロードマイウェイの担当助手さんにも話を聞く機会。「もともとジョッキーは行かせるつもりはなかったみたい。それにしても、ああいう競馬ができたのは収穫でした」と鞍上のリードをたたえつつ、「春はクラシックを目指して調教でも攻めを強くしていましたが、まだ精神的に耐えられる状態にはなかったようです。それから落ち着かせる調教に変えてからは、うまくいっていますね。距離に関しても幅が広がりました」と調整過程に胸を張っていました。今後は未定ながら、まだまだ伸びゆく3歳馬の今後に注目したいと思います。

千葉智春(ちば・ともはる) 東京サンスポ記者 

データ 血統

本命~中穴

馬連・3連単

プロフィル

1984年生まれ、千葉県船橋市出身。幼い頃から中山競馬場の近くで過ごし、競馬と出合う。早大4年時の2008年から週刊ギャロップ編集部で勤務、16年より東京サンスポへ。酒とカラオケが好きで、休日は地元のスナックでまったり。

予想スタイル

データをもとに近走を精査し、定量戦は実績、ハンデ戦は血統を重視する。小銭で楽しみつつ、3連単でハイリターンが理想。「正射必中」は高校でたしなんだ弓道の用語で「正しい射法なら矢は必ず中る」ように、正しい予想なら馬券も当たる。

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