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2019.11.4 15:05

【リレーコラム】東京サンスポ~2歳路線の少頭数化についてby漆山貴禎

漆山貴禎

漆山貴禎【拡大】

 3日に行われた東京・百日草特別は5頭立て、福島・きんもくせい特別は7頭立てと極めて少頭数だった。特に前者はトレセンで出走予定馬の回避が噂され、競走不成立(出走申し込み5頭で成立)の可能性すら取りざたされた。

 勝ったホウオウピースフル、ココロノトウダイは文句のつけようがないレースぶりで、来春のクラシックに向けて楽しみな存在になりそうだ。しかし、やはり少頭数のレースが興趣や馬券的妙味に欠ける点は否めない。同じような芝中距離の2歳戦を、しかも同日の関東圏で施行すれば頭数がそろわないことは火を見るより明らかだ。JRAの番組編成担当者には、来年以降の糧としてほしい。

 そもそも、2歳芝の中距離路線はレース数自体が多すぎる。今週以降を例にとっても、11月だけで芝1600メートル以上の特別戦が東京で3鞍、京都で4鞍も組まれている。10日の黄菊賞は登録11頭にとどまった。以前に記者がJRA定例記者会見の席上で2歳特別戦の出走頭数が少ないことについて質問した際、担当理事からは「レース内容が充実していれば問題ない」という旨の回答があったと記憶している。しかし、今年は野路菊Sも5頭立てで、しかもその中には未勝利馬が1頭含まれていた。

 JRAは「ダービーからダービーへ」を合言葉に、2012年から新馬戦の開始を前倒しにするなど2歳路線の充実を図ってきた。しかし、ひと握りの大手オーナーの所有馬ばかりが勝ち続ける現状では、有力馬同士の“使い分け”=少頭数化は当然の理屈といえる。スローガンの是非はさておくとしても、番組数や施行時期の再検証をすべき段階に来ていると思う。

漆山貴禎(うるしやま・きよし) 東京サンスポ記者 

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馬連・3連単

プロフィル

1981年生まれ、山形県出身、O型。東京大学文学部卒。一日のレースから、配当的な妙味も考慮して“最も買いたい”1鞍を厳選。美味しい馬券をお届けします!

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データ分析と関係者取材で得た情報をバランス良くミックスさせ、的中を目指す。〝2、3着には来るが、ほぼ勝たないであろう1番人気馬〟を探すのが3連単的中の近道と信じる。

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