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2019.10.9 17:20

【秋華賞&府中牝馬S】レースの注目点(1/5ページ)

2歳女王ダノンファンタジーが2つ目のGⅠタイトルを狙う

2歳女王ダノンファンタジーが2つ目のGⅠタイトルを狙う【拡大】

★ローズSを制したダノンファンタジー 2歳女王が勝てばアパパネ以来9年ぶり7頭目/秋華賞

 ローズSを制したダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)が、GI2勝目を狙う。同馬は、2歳時に阪神JF優勝など4戦3勝の成績を挙げ、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。今年も初戦のチューリップ賞を制したが、1番人気に支持された桜花賞は4着、オークスでは5着に敗れた。ダノンファンタジーは今年の登録馬中、最多の5勝を挙げているが、最優秀2歳牝馬の実力を示し、2つ目のGIタイトルを手にすることができるだろうか。Vなら、最優秀2歳牝馬の勝利は、2010年アパパネ以来9年ぶり7頭目となる。

 また、ダノンファンタジーを管理する中内田充正調教師は、10月7日現在、JRA通算195勝を挙げており、JRA通算200勝まであと5勝に迫っている。現役調教師のJRA通算200勝最速到達記録は矢作芳人調教師の6年1力月10日で、2014年3月1日開業の中内田調教師は矢作調教師の記録を更新するぺースで勝利を積み重ねている。中内田調教師は、2017年10月15日に現役最速でJRA通算100勝に到達(3年7力月15日)しており、200勝も現役最速で到達することができるか注目される。

★17年ぶりに桜花賞馬&オークス馬が不在 牝馬三冠最終戦に19頭が登録/秋華賞

 今年の秋華賞には、桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーの登録がない。桜花賞馬&オークス馬不在の秋華賞は、3歳限定戦として実施されていた1976~1995年のエリザベス女王杯を含めても、1982年、2002年の2回しかなく、いずれもクラシック不出走馬が1~3着を独占している。今年の秋華賞には19頭の登録があり、昨年の阪神JF勝馬で、登録馬中、唯一のGI馬ダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)、桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎)、オークス2着馬カレンブーケドール(美浦・国枝栄厩舎)などクラシック出走馬は10頭が登録。クラシック不出走馬はトライアルの紫苑Sを制したパッシングスルー(美浦・黒岩陽一厩舎)、デビューから3戦3勝のサトノダムゼル(美浦・堀宣行厩舎)など9頭が登録している。さて、今年の秋華賞を制すのはどの馬だろうか。なお、過去10年の秋華賞でクラシック不出走馬は3勝を挙げている。

★桜花賞&オークスVのディープ産駒 すべて異なる馬で牝馬三冠制覇なるか/秋華賞

 今年の牝馬クラシックは、桜花賞でグランアレグリアが勝ち、オークスはラヴズオンリユー、カレンブーケドールが1・2着となりディープインパクト産駒が好成績を残した。秋華賞には、グランアレグリア、ラヴズオンリーユーの登録こそないが、ローズSを制したダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)、オークス2着のカレンブーケドール(美浦・国枝栄厩舎)など5頭のディープインパクト産駒が登録している。同産駒は秋華賞で歴代最多の4勝を挙げているが、桜花賞、オークスに続いて秋華賞も制すことができるだろうか。同一種牡馬のすべて異なる産駒による牝馬三冠制覇となれば、史上初となる。ちなみに、ディープインパクト産駒は2016年に皐月賞(ディーマジェスティ)、ダービー(マカヒキ)、菊花賞(サトノダイヤモンド)をすべて異なる馬で制している。

 また、昨年のアーモンドアイに続く連覇がかかるロードカナロア産駒はブランノワール(栗東・須貝尚介厩舎)が登録している。同馬はこれまで芝1800メートル以下の距離に出走を続けており、今回が初の芝2000メートル戦出走となる。ブランノワールは、2012年の阪神JF優勝馬口ーブティサージュの妹だが、姉に続いてGIタイトルを手にすることができるだろうか。なお、同馬には秋華賞で2勝を挙げている浜中俊騎手が騎乗する予定。

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