【みんなの反省会】毎日王冠~勝ったダノンキングリーは次走予定のマイルGIでも対応できるが、気掛かりも…by西山茂樹TM

2019.10.6 18:20

デスク 秋の東京競馬の開幕を飾る毎日王冠は、ダノンキングリーが圧倒的1番人気に応えて快勝。2番人気のアエロリットが1馬身1/4差の2着で、3番人気のインディチャンプが3着と、ダイヤモンド級の堅い堅い決着となった。今回登場してもらう関東競馬エイトの西山茂樹トラックマン(TM)は、本紙予想も担当したことがあるだけに◎▲☆(競馬エイト紙上では二重△)でしっかり的中。まずは本命にした理由を教えて。

西山TM この馬は血統から2000メートル以下がベストの距離だ、と。今回は1800メートルだし、斤量は54キロ。テンションが高いので攻めの調教はできないので100%の仕上がりではないと思いますが、7~8分のデキでもこのメンバーなら十分勝負になると思っての◎でした。

デスク 東京競馬場で実際に見た印象は?

西山TM 好仕上がりでしたが、やっぱりテンションは少し高かったですね。レースは、テンションの高さに加え、外枠からの発走だったこともあって出遅れましたが、鞍上はテンにせかさず、最後方で折り合いに専念していました。4コーナーで外めに出ると直線で一気の差し切りを見せてくれました。54キロの斤量と、この距離で自慢の決め手が生きましたね。この馬、久々だとテンションが高くても、レースを使うとガス抜きができて落ち着いてくるんです。皐月賞の前はテンションが高かったのに、皐月賞を叩いたダービーではいい感じでした。ガス抜きができたから、ダービーでは決して適距離とはいえない2400メートルでも頑張れたと思っています。

デスク 次走はGI。

西山TM 今回でガス抜きが完了したので、秋の天皇賞でも楽しみです。ただ、少しのミスでも響くのがGI。ミスのない競馬ができれば、アーモンドアイ、サートゥルナーリアの一角崩しはあると思います。

デスク 「次走はGI」と言ったけど、天皇賞じゃなくてマイルチャンピオンシップ。萩原調教師が明言したそうだよ。天皇賞はダノンプレミアムが出走するからだって。

西山TM え…そうなんですか? もちろん、マイルも十分対応できると思いますよ。むしろGIの速い流れなら、もっとテンから出していけるのでは。ただ、テンションが高いだけに、初めてとなる関西への長距離輸送は気になりますね。

デスク 2着のアエロリットについては?

西山TM 好仕上がりでした。3番という好枠から注文通りに先手を奪って、2番手以下を少し離して自分のリズムで走れましたね。直線では一旦先を越されたインディチャンプを差し返すしぶとさも見せました。力を出し切って、昨年の覇者は去年と同じくらい走っているけど、今年は勝ち馬が強すぎました。

デスク 3着は安田記念を勝ったインディチャンプ。

西山TM 直線は抜群の手応えで先頭に並びかけ、ゴール前で甘くなったあたりは久々や距離や上位馬との斤量差(勝ち馬とは4キロ、2着とは3キロ)があるでしょうね。それでも正攻法の競馬で地力を十分に示したので、次は良くなると思いますよ。マイルチャンピオンシップでは、いい競馬ができるのでは。

デスク ペルシアンナイトが4着。

西山TM 鞍上が馬群の中でがっちり抑え込み、直線は追い出しを待つ余裕があったのに、追ってから意外にはじけなかったのは道中で少し行きたがっていたぶんでしょう。変わり身は見せましたが…。

デスク 8番人気のランフォザローゼスが5着と頑張った。

西山TM 内めをロスなく立ち回りましたね。ペースアップした勝負どころで少し追走に苦労していましたが、直線は前をさばいてしぶとい伸び脚を見せました。初めて着用したブリンカーの効果は大きいですよ。

デスク 5番人気のモズアスコットは6着。

西山TM 外枠からの発走でもあり、鞍上はテンに無理せず後方待機策を取りましたね。勝負どころからの反応が鈍く、直線でもエンジンのかかりが遅かったあたりは久々の影響でしょう。4コーナーでは大外を回らされたし…。馬体は10キロ増という数字だけでなく久々を感じさせるものだったので、今回を叩いた上積みは大きいはずです。

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