【セントライト記念&ローズS&阪神ジャンプS】レースの注目点

2019.9.11 18:31

★“3元号”重賞Vを飾った横山典弘騎手はリオンリオンに騎乗予定/セントライト記念

 先週の京成杯AHを、トロワゼトワルとのコンビで制した横山典弘騎手は、元号が「令和」となって以降、自身初の重賞制覇となった。同騎手は元号が「昭和」、「平成」の時にも重賞を勝っており、“3元号”でのJRA重賞制覇は9月9日現在、現役騎手唯一の記録となっている。横山典弘騎手は、16日のセントライト記念には、ダービー15着以来の出走となるリオンリオン(牡、栗東・松永幹夫厩舎)に騎乗する予定だが、今週も重賞を制すことができるだろうか。なお、リオンリオンは同騎手とのコンビで3戦2勝の成績を挙げ、大寒桜賞、青葉賞では逃げ切り勝ちを決めている。

★デビューから3戦3勝のザダルが登録 重賞初制覇狙う野中悠太郎騎手にも注目/セントライト記念

 デビューから3戦無敗のザダル(牡、美浦・大竹正博厩舎)が、セントライト記念に登録している。同馬は1月12日に中山の新馬戦を勝ち、その後500万下→ダービートライアルのプリンシパルSと連勝を継続しているが、ダービーには出走せず休養に入った。ザダルは前走に続き石橋脩騎手が騎乗する予定だが、重賞初挑戦となるセントライト記念を制して、デビューからの連勝を伸ばすごとができるだろうか。

 また、未勝利戦→稲城特別→信夫山特別と3連勝中のオセアグレイト(牡、美浦・菊川正達厩舎)に騎乗予定の野中悠太郎騎手には、JRA重賞初制覇がかかる。今年デビュー5年目を迎えた同騎手は、9月9日現在、今年のJRA競走で19勝を挙げており、自身の年間最多勝だった2017年(13勝)をすでに上回っている。オセアグレイトと野中騎手のコンビは5戦3勝、2着2回で連対率100%を記録しているが、人馬ともに初の重賞タイトルを手にすることができるだろうか。

★登録馬中、唯一のGI馬ダノンファンタジー 桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤも登録/ローズS

 15日の阪神では秋華賞トライアル・ローズSが実施される。今年の口ーズSには12頭が登録しているが、桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーは不在で、GI馬の登録は、昨年の阪神JF優勝馬ダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)1頭のみ。同馬は今年初戦のチューリップ賞を制したが、桜花賞では4着、オークスでは5着と牝馬クラシックでは勝利を挙げることができなかった。ダノンファンタジーには引き続き川田将雅騎手が騎乗する予定だが、GI馬の実力を示すことができるだろうか。

 また、桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎)は、ローズSで未勝利戦以来の勝利を目指す。同馬は、通算5戦1勝という成績だが、チューリップ賞2着、桜花賞2着と重賞で好走している。ローズSで1勝馬が勝てば、レース史上初めてとなるが、シゲルピンクダイヤは重賞初制覇を飾り、GI戦線に向かうことができるだろうか。

★モアナアネラは母子制覇に挑戦 JRA・GI馬を母に持つ馬が3頭登録/ローズS

 今年の口ーズSには、JRA・GI馬を母に持つ馬が3頭登録している。フローラS勝ち馬ウィクトーリア(美浦・小島茂之厩舎)の母は、2008年の秋華賞馬ブラックエンブレム。ブラックエンブレムはトライアルの口ーズSでは15着に敗れたが、本番の秋華賞で巻き返してGIタイトルを手にした。ウィクトーリアは、オークス4着以来の出走となるが、母が敗れた口ーズSを制して本番に向かうことができるだろうか。なお、同馬には戸崎圭太騎手が騎乗する予定。

 また、GI3勝馬スイープトウショウを母に持つスイープセレリタス(美浦・藤沢和雄厩舎)、2012年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナを母に持つモアナアネラ(栗東・石坂正厩舎)は、今回が重賞初挑戦となる。ジェンティルドンナは2012年に口ーズSを制しており、モアナアネラには同レースの母子制覇がかかるが、偉大な母に一歩近づく重賞制覇を遂げることができるだろうか。Vなら、石坂正調教師は史上25人目のJRA重賞通算50勝となる。なお、モアナアネラには北村友一騎手が騎乗する予定。

★9年連続連対中の高田潤騎手 今年はサトノエメラルドとのコンビで参戦予定/阪神ジャンプS

 高田潤騎手は、阪神ジャンプSで2010年から9年続けて連対を果たしており、同一JRA重賞の実施機会連続連対記録を更新中。高田騎手は今年の阪神ジャンプSにはサトノエメラルド(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)とのコンビで参戦する予定だが、今年も阪神ジャンプSで好成績を挙げることができるだろうか。Vなら、史上2人目の障害重賞通算20勝となる。なお、サトノエメラルドは、父キングカメハメハ、母トレアンサンブルという血統で、J・GIで2勝を挙げたマルカラスカルの弟にあたる。

 また、今年の障害重賞で3勝を挙げている石神深一騎手は、シンキングダンサー(牡6歳、美浦・武市康男厩舎)に騎乗する予定。同馬は今年の障害重賞で安定した成績を残しており、中山グランドJでは2着に入っている。石神騎手がシンキングダンサーに騎乗するのは今回が初めてだが、同馬を2017年の秋陽ジャンプS以来の勝利に導くことができるだろうか。

★セントライト記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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