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2019.9.9 15:34

【リレーコラム】東京サンスポ~新装なった美浦Wコースに思うby内海裕介

内海裕介記者

内海裕介記者【拡大】

 先週3日に新装・美浦ウッドチップコースの運用がスタートしました。

 評判はおおむね上々です。美浦トレセンの南馬場では最も広い従来のDダートコース(1周2000メートル)を改修したエリアが割り当てられたため、その全長は大幅に拡大。「すごくいいね。栗東みたい」と、4日に訪れたミルコ・デムーロ騎手も広々と生まれ変わった新トラックを絶賛していました。

 強い馬づくりにむけて、着実に一歩前進した美浦トレセン。しかし面白いなと思ったのは、改修工事のためにWコースが使用できなかった期間(6月25日~)に、美浦調教馬がポンポンと重賞を勝ちまくったことです。

 七夕賞のミッキースワロー、アイビスサマーダッシュのライオンボス、レパードSのハヤヤッコ、そして関屋記念のミッキーグローリー。なかには、本来ならWコースで仕上げたかった馬もいたはずですが、ハンデをハンデとも感じさせない見事な結果を残しました。

 結局、重要なのは与えられた施設を最大限に活用できるノウハウ、なのかもしれません。10月6日の凱旋門賞に挑戦する関東馬2頭(フィエールマン、ブラストワンピース)はこれまで日本馬のパターンだった地元フランスのシャンティイ調教場ではなく、英国のニューマーケット調教場で直前の調整を行います。「坂路があって環境的にも日本に似た部分のあるニューマーケットで馬を仕上げるノウハウを、早く我々も手に入れたい。うまくいけば、来年からもこの形を続けていきたい」。フィエールマンを送り出す(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表もこう語っています。人の手による強い馬づくり。正解のない答えを求めて、ホースマンは日々、試行錯誤を続けていくのでしょう。

内海裕介(うつみ・ゆうすけ) 東京サンスポ記者 

調教

本命

馬連

プロフィル

1972年生まれ、北海道出身、A型、立命館大卒。美浦TCでは中野栄治調教師らへの夜の取材が活動の中心。池江泰寿調教師とは一緒にカレーうどんを食べる仲。2012年回収率ランキングで全記者中トップ(316%)に輝いた『初代予想王』。

予想スタイル

近走の内容プラス調教の良し悪し、そして取材で感じた陣営の〝押し出しの強弱〟を最終的な決め手に◎◯▲を決めていくスタイル。馬券は馬連が中心だが、3連単1着固定(◎)→相手3頭(○▲)へ流す6点買いを加える形にこだわる。

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