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2019.8.8 16:16

【札幌だより】最後の夏…にするなよファロ

ファロと吉田厩務員

ファロと吉田厩務員【拡大】

 穏やかな陽気もせいもあるのか、どことなくのんびりしたムードに包まれる夏の札幌開催。しかし、悠長に構えていられないのが3歳の未勝利馬たちだ。未勝利戦自体は9月いっぱい用意されているものの、出走できるのはごくわずか。生き残るためのサバイバルは、実はこのシーズンこそ真っ盛りなのだ。

 「滞在しているおかげでこれまでになく落ち着きがある。具合は本当にいいんだよ」 

 美浦・和田勇介厩舎の吉田芳行厩務員(52)が担当するファロ(牝)もこの札幌が背水の陣だ。今年1月の中山戦では3着とVに手が届くところまで行きながら、チャンスをつかめず6月の東京戦10着を最後に放牧で立て直され、7月中旬から担当のもとへ帰ってきた。函館、札幌とオフには趣味のツーリングで道内を満喫。大量の記念写真を見せてくれた吉田さんだが、最高のお土産は愛馬とのVツーリングに決まっている。「追い切りも本当に良かったし、今回は違うと思うんだよね。うっちゃん、信じてよ」の言葉を信じて、運命の11日札幌4R(ダート1000メートル)ではしっかり声援を送りたい。

内海裕介(うつみ・ゆうすけ) 東京サンスポ記者 

調教

本命

馬連

プロフィル

1972年生まれ、北海道出身、A型、立命館大卒。美浦TCでは中野栄治調教師らへの夜の取材が活動の中心。池江泰寿調教師とは一緒にカレーうどんを食べる仲。2012年回収率ランキングで全記者中トップ(316%)に輝いた『初代予想王』。

予想スタイル

近走の内容プラス調教の良し悪し、そして取材で感じた陣営の〝押し出しの強弱〟を最終的な決め手に◎◯▲を決めていくスタイル。馬券は馬連が中心だが、3連単1着固定(◎)→相手3頭(○▲)へ流す6点買いを加える形にこだわる。