矢作芳人調教師【拡大】
そして厩舎制度についてさらなる規制の話が持ち上がっている。これは生産界にも影響を及ぼす大きな問題と捉えている。簡単な話ではないので、この件については時期を見て改めて述べたい。
先週日曜日福島メインの福島テレビオープンをリライアブルエースが勝って、厩舎としてJRA通算600勝を達成する事ができた。開業して14年5カ月、思えば良く勝ってきたと思うし、頑張って走ってくれた馬たちと携わってくれた全ての人々には感謝しかない。ただ、まだまだ道半ばである。今後はもっと色々な大レースを勝てるよう努力精進して行きたい。より一層の応援よろしくお願いします。
矢作 芳人(やはぎ・よしと)
1961(昭和36)年3月20日、東京生まれの58歳。父は大井競馬の矢作和人元調教師。東大合格者を多数輩出する開成高を卒業後、豪州で修業し、84年に栗東トレセンへ。厩務員、調教助手を経て2005年に調教師として厩舎開業。14、16年にJRA賞(最多勝利調教師)獲得。23日現在、JRA通算600勝。重賞は33勝で、うちGIは12年の日本ダービー(ディープブリランテ)、今年の宝塚記念(リスグラシュー)など7勝。海外GI勝ちは16年ドバイターフ(リアルスティール)。趣味は競輪、サッカー観戦など。