【函館記念】水戸&山口、年の差43歳…夢の穴談義

2019.7.12 05:09

 過去10年で3連単10万円超が8回と、波乱必至の函館記念。現地で取材中の東京サンスポ・水戸正晴記者(70)と、大阪サンスポ・山口大輝記者(27)の東西穴記者が、世代を超えてとっておきの狙い馬を披露しあった。水戸記者はアーバンキッド、ブラックバゴの斎藤誠厩舎2騎に注目。山口記者は函館と好相性のマイスタイルと、変わり身が見込めるカルヴァリオを挙げた。

 山口 今週は波乱必至の函館記念ということで、“東西穴記者”対談の特別企画をやることになりました。先輩、よろしくお願いします!!

 水戸 函館記念といえばだな、1993年は2着馬モンタミールに自信の本命を打って馬連1万4750円をズバリ! ポケットの中が数十万円に膨らんだ。わしはとにかく相性がいいんだ。2000年のクラフトマンシップなんて…。

 山口 話が長い!! その話、もう何回目ですか。最後まで聞いていると日が暮れそうなので、続きは居酒屋で…。枠順や天気も気になりますが、現時点での注目馬をピックアップということで。

 水戸 おぬし、生意気なッ。まぁ、任せておけ。斎藤誠厩舎の2頭はかなり面白いとみたぞ。

 山口 ともに人気薄は間違いなし。さすが御大らしいところに、目をつけてきましたね。

 水戸 アーバンキッドは前走の巴賞で外枠を引いて、外々を回らされていたからな。それで6着なら悪い内容じゃなかった。冬場は乾燥して蹄の具合が悪くなるが、今の季節は体調もよさそうだ。

 山口 ブラックバゴは一昨年11月を最後に勝っていませんが、着順ほど負けてはいない印象。いい狙いですね。

 水戸 去年も期待したが、パドックでの発汗がひどかった印象がある。今年は落ち着いているし、馬体も締まってみえる。どっちも道悪はうまいから、週末の雨があれば“ワンツー”なんてな。

 山口 僕は、マイスタイルの巻き返しが怖いとみています。前走の巴賞は9着とはいえ、3コーナーでごちゃついて競馬にならず。昨夏の函館での2連勝を見て「函館記念を狙うと決めた」という昆調教師の姿勢にも心動かされます。

 水戸 意外と穴人気しそうじゃないか。面白みに欠けるぞ!

 山口 そういうと思って、爆穴にカルヴァリオも推しておきます。

 水戸 前走も本命にしていたな、おぬし。14着ではちと、しんどいような。

 山口 終始、馬場の悪い内めを走らされて、勝負どころでも不利。あれでは仕方ないですよ。末脚は重賞級とみていますし、展開的に前がかりになりそうな気もするので、ハマるかも。

 水戸 わしは土曜の競馬も見て、熟考する。

 山口 どうせ二日酔いでフラフラなんですから、今決めちゃえばいいじゃないですか。

 水戸 バカ! 万馬券をつかんでも、おぬしにはおごってやらんぞ。

 山口 センパイ! さきほどのクラフトマンシップの話、じっくり聞かせてください。さぁさぁ、馬券で散財する前に、すし店へレッツゴー!

水戸 正晴(みと・まさはる)

 1948(昭和23)年10月22日生まれ、70歳。東京都出身。数々の大穴を的中させてきた東京サンスポの看板記者で愛称は“万助”。古希を迎えても現場で取材に励む団塊の星。豊富な血統知識で母系を丹念に調べ上げ、取材結果を加味して予想。好物は純米酒とすし。

山口 大輝(やまぐち・だいき)

 1991(平成3)年7月23日生まれ、27歳。兵庫県出身。近大卒。2014年入社。16年10月から競馬担当。舞台適性、血統、展開から能力のある馬を逆転できる馬を探す大阪サンスポの穴党で、“万券モンスター”の異名を持つ。熱烈なオリックス・バファローズファン。

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