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2019.7.11 18:23

【函館だより】現地休暇で大沼だんごを堪能by千葉

沼の家の大沼だんご

沼の家の大沼だんご【拡大】

 働き方改革の流れで、今週月曜は現地休暇。というわけで、昨年までの北海道出張ではなかなかできなかった遠出をしてきました。函館出身の友人からの誘いもあり、八雲の方へ車で約70キロの旅。その道中に訪れた大沼公園で、友人から「ここの団子がおいしいんですよ」とすすめられて立ち寄ったのが『元祖大沼だんご 沼の家 〔ぬまのや〕』です。

 「創業明治三十八年」と書かれたのれんをくぐって店内へ。早速、名物の『大沼だんご』をいただきました。種類は「あんと正油」「ごまと正油」で前者をチョイス。よくある串団子と違って団子は少し小さく、楊枝(ようじ)で刺すタイプで、口に入れればツルリと舌を滑り、軟らかい食感は今までに経験したことのないものでした。

 「ごま」味も食べてみようとカウンターに向かうと、姿を見せたのが店主の堀口慎哉さん(63歳)。「親が遊び人だったので“慎む哉(かな)”と名付けられましたが、そのためか人前に出るのもしゃべるのも苦手というか…(笑)。名前のまんまになりました」と温和な笑顔を見せてくれました。

 1905年に曾祖父・亀吉さんが創業してから4代目。楊枝でいただくスタイルなど、創業当時から変わらぬ味を提供し続けています。店を始めたきっかけは1903年に北海道鉄道函館線開通。大沼をアピールする名菓にと、大沼駅で駅売りをしていて、慎哉さんも小学校に入る前から手伝っていたという。その後、98年からはJR北海道の函館発~札幌行き電車の車内販売も始まり、多くの旅行客に親しまれたそうです。ただ、その車内販売も今年2月をもって終了。「駅のホームでの立ち売りがきっかけで、長年営業させてもらいました。“車内販売で食べておいしかったので”と、直接お店にいらっしゃったお客さんもいました。なんとなく、寂しい気持ちはあります」と慎哉さんは話したが、車内販売が終わったことを知って店に足を運んでくれる人も増えたそうです。

 消費期限が製造日というのも、変わらぬ味を届けるうえでのこだわりのひとつ。「“その日のうちに召し上がってください”と口癖のように言っているためか、先に“今日食べるから大丈夫だよ”と言ってもらえるお客さんもいます」と笑った慎哉さん。函館競馬場で競馬を楽しみ、札幌へ帰る途中で店に立ち寄るお客さんも多いという。今年の函館開催も来週まで。観光などで函館を訪れた方も、足を運んでみてはいかがでしょうか。

千葉智春(ちば・ともはる) 東京サンスポ記者 

データ 血統

本命~中穴

馬連・3連単

プロフィル

1984年生まれ、千葉県船橋市出身。幼い頃から中山競馬場の近くで過ごし、競馬と出合う。早大4年時の2008年から週刊ギャロップ編集部で勤務、16年より東京サンスポへ。酒とカラオケが好きで、休日は地元のスナックでまったり。

予想スタイル

データをもとに近走を精査し、定量戦は実績、ハンデ戦は血統を重視する。小銭で楽しみつつ、3連単でハイリターンが理想。「正射必中」は高校でたしなんだ弓道の用語で「正しい射法なら矢は必ず中る」ように、正しい予想なら馬券も当たる。

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