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2019.6.22 11:08

【宝塚記念】ミルコのプライド+絶好枠!スワーヴ

宝塚記念に出走予定のスワーヴリチャード

宝塚記念に出走予定のスワーヴリチャード【拡大】

 GI馬6頭が顔をそろえたドリームマッチ。そのうち、5頭が並ぶ5歳世代による最強馬決定戦の様相だが、なかでも(11)スワーヴリチャードを狙い撃つ。

 昨年の大阪杯でGI初V。3角先頭の力技で、当時は現役最強とささやかれた。その後5戦は勝利こそないが、GIで3着3回と地力を誇示。前走のドバイシーマクラシックも後方から力強く伸びて、勝ち馬から2馬身差3着に食い下がったのだから価値がある。

 海外初遠征の疲れも癒えて、中間も順調。最終追いは予定にはなかったミルコが志願して跨がり、芝コースでラスト1F11秒6と軽快に伸びた。「この馬で何回も失敗した。(2戦ぶりのコンビで)いろいろと確認したかった」と志願の理由を話しつつ、「いい追い切りでした。すごく落ち着きがある」と好感触。仕上がり、人馬の呼吸ともに万全だ。

 それでも人気を下げている理由は、不安定と思われる右回りだろう。ただ、以前に比べて手前を替えるのに窮することはなくなっている。2走前の中山記念4着も、プラス14キロで自身最大の524キロの馬体が響いたもの。ミルコも「体重が少し重かったです」と回顧している。阪神は大阪杯を含め【2・1・0・0】。右回りという点で評価を下げるなら、むしろ美味しい。

 馬場状態も味方する。阪神は例年に比べて時計がかかり、先週の道悪開催で消耗が進んだ。よりスタミナが要求され、ハーツクライ産駒の持ち味が生きる。荒れた内めを避けられる外枠も歓迎だ。過去10年で〔8〕枠は最多6勝を誇り、(11)番枠で見ても【3・0・2・5】。手ごろな頭数での外枠=〔8〕枠(11)番に限れば【2・0・1・0】と、消耗を抑えつつスムーズにさばける最高のシチュエーションだ。

 “究極の3連単”は、父ハーツクライ譲りの成長力で世代最強を証明するリチャードを1着に固定。「他の馬も成長するので大変だけど、ダービー馬は素晴らしい馬じゃないといけない」と藤沢和調教師が言うレイデオロを2、3着に据えた12点で勝負する。(夕刊フジ)