【みんなの反省会】ユニコーンS~筋肉質のワイドファラオ「いかにもダート馬」で本命by横山TM

2019.6.16 17:58

デスク 上半期の3歳ダートマイル王を決めるユニコーンSは、禁止薬物問題で2頭の競走除外があって13頭で争われた。結果は、芝のGIIニュージーランドトロフィーの勝ち馬で、今回3番人気のワイドファラオが逃げ切った。ダート重賞も制して“2刀流”を完成させた。今回登場してもらうのは、勝ち馬を本命にしていた関東競馬エイトの横山英二トラックマン(TM)。きょうは反省会ではなく祝勝会だね。馬単2450円的中、おめでとう。

横山TM きょうは反省しませんよ(笑)。

デスク 分かっているよ。自慢話をどんどんしてよ。まずは◎をつけた理由を教えて。

横山TM ワイドファラオは、デビュー戦とニュージーランドトロフィー、NHKマイルCを使いに関東に来ているので関西馬にしては馬体を良く見ている方ですが、すごく筋肉質で骨太で「いかにもダート馬」っていう馬体なんです。ヘニーヒューズ産駒は先週までにダートで138勝しているのに、芝は10勝未満。産駒はほぼほぼダート向き。この馬も、いかにもヘニーヒューズ産駒という馬体だし、血統的な背景からも初めてのダートでも問題ないと思っていました。しかも、今回は追い切りでも動いていましたからね。調教で動くタイプではなかったのに、今回はさわやかに脚を使っていました。脚さばきが素軽くなっていたので、GI(NHKマイルC9着)に出走したダメージはないと判断していました。

デスク 今回のレースぶりをどう見ていた?

横山TM 好スタートを切って、直後に外から2頭に並びかけられましたが、そこで鞍上が押すことなく自然体でハナに立てたのが大きかったですね。単騎になってからは終始スムーズで、直線に入ると徐々にギアを上げていきました。直線半ばを過ぎて完全に抜け出しましたが、デュープロセスが外から鋭い脚を使って追い上げてきたので、ラスト200メートルあたりでは「駄目だ。差される…」と思っていました。でも、そこから勝負根性を発揮しましたね。ラスト100メートルくらいで馬体を併せてきたデュープロセスに一旦、ハナくらいかわされたと思いますが、そこから根性を見せてくれました。最後は首の上げ下げで、向こうが上がってこっちが下がったところがゴール。アタマ差よりも接戦に見えましたが、着差以上に強い勝ちっぷりでした。

デスク 芝でも重賞を勝っているけど、今後はどんな道を歩むと思う?

横山TM やっぱりダート路線だと思いますよ。ニュージーランドトロフィーは超スローペースに落としての逃げ切り。あのようなレースは何度も通用しませんから。ダートなら今後も正攻法の競馬で高いレベルのレースができると思います。

デスク ジャパンダートダービーはどう?

横山TM 現時点では2000メートルは少し距離が長いかもしれませんね。ただ、まだまだ伸びしろはあると思うので、1400~2000メートルは守備範囲になると思います。12月のGIチャンピオンズC(中京)には出走してほしい馬です。

デスク 2着に来たデュープロセスの君の評価は4番手だった。

横山TM 競馬がうまいですね。序盤で脚をためて、直線を向くと鞍上が外からスムーズに追い出しました。勢いのある末脚で勝ち馬に迫り、かわすかなと思って見ていましたが、最後に勝ち馬にもうひと脚使われてしまいました。今回は安全策を取って外を回ったぶんもあるでしょうね。直線で内を選んでいたら、結果は違っていたかもしれません。

デスク 3着は無印にした6番人気のダンツキャッスルだった。

横山TM 「3連系の男」の自分としては悔しいですね。侮っていました。自分の競馬ができなくても、鞍上が促して好位置を取りにいき、うまく流れに乗っていましたね。直線も止まりそうで止まらなかったので、健闘といえます。今後に向けていい経験になったと思いますよ。

デスク 1番人気のデアフルーグは7着。どうしちゃったの?

横山TM 分かりません。調教の動きも良かったし、パドックでの雰囲気もすごく良くて、返し馬も良く見えたのに…。人気を分けたデュープロセスをマークする形で脚を温存し、直線は不利もなく、外から追い出したときは「デュープロセスと一緒に伸びてくるか」と思ったのにはじけませんでした。全てが良かっただけに、ちょっと敗因が分からないですね。

★【ユニコーンS】払い戻し確定!! 全着順も掲載

閉じる