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2019.6.12 05:01

【矢作芳人調教師 信は力なり】世界最高峰の優雅さロイヤルアスコット開催(1/2ページ)

2011年ロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスSに挑戦したグランプリボス

2011年ロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスSに挑戦したグランプリボス【拡大】

 アメリカ3冠最終戦、ベルモントSに挑んだマスターフェンサーは残念ながら5着に敗れた。4コーナーで大外を回された内容からも、非常に惜しいレースだったと思う。前回挑んだラニ(3着)と同様、何よりもそのチャレンジ精神が称賛に値する。厩舎社会では凱旋門賞よりも、高い壁ではないかといわれるアメリカ3冠路線だが、少し光明が見えてきた気がする。今後は果敢に挑戦する日本馬が増えるのではないだろうか。

 来週はディアドラが、ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSに武豊騎手で出走する。これまで世界十数カ国、50以上の競馬場を訪れた。華やかさにおいてはメルボルンC時のフレミントンも素晴らしいが、厳粛さ格式の高さそして場内すべての優雅さはロイヤルアスコット開催時のアスコット競馬場が世界最高峰であると断言する。

 わが厩舎は2011年の第167回セントジェームズパレスSにグランプリボスが遠征したが(フランケルと走った唯一のレースだった)トップハットにモーニングの正装でエリザベス女王をお迎えし、パドックに立ったときの感動は今でも忘れられない。

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