中央競馬:ニュース中央競馬

2019.6.10 05:04

【米GI】マスターフェンサー、猛追及ばず5着

伏兵サーウィンストン(右)がGI初制覇。日本馬マスターフェンサーは追い込み届かず5着に終わった(AP)

伏兵サーウィンストン(右)がGI初制覇。日本馬マスターフェンサーは追い込み届かず5着に終わった(AP)【拡大】

 【ニューヨーク8日(日本時間9日)】米国3冠最終戦の第151回ベルモントS(GI、ダ・左2400メートル、優勝賞金80万ドル=約8640万円)がベルモント競馬場で10頭によって争われ、8番人気の伏兵サーウィンストン(米=M・キャシー、牡3、父オーサムアゲイン)が優勝。4番人気の日本馬マスターフェンサー(栗・角田、牡3、父ジャスタウェイ)は追い込み届かず5着に終わったが、今後に希望が持てるレース内容だった。

 800メートル通過が48秒79という平均ペースのなか、マスターフェンサーは先頭から7~8馬身差の最後方ながら、優勝馬の直後という絶好の位置で追走。残り600メートルあたりでは少し反応が悪く、4コーナーでは大外を通ったため距離ロスがあったが、ラスト100メートルで強烈な末脚を発揮して1着から2馬身3/4差まで追い上げた。

 「ペースが上がったときに少し置かれてしまいましたが、直線では非常にいい脚を使ってくれました」とJ・ルパルー騎手。角田調教師は「1着を目指していたので悔しい思いがありますが、一生懸命走ってくれました。今後の予定は馬の様子を見て決めたいと思います」とコメントした。

 2016年に1馬身1/2差の3着に入ったラニには及ばなかったが、サーウィンストンが内ラチ沿いを通って進出しただけに、距離ロスがなければ際どい勝負になったはず。米3冠を含め、日本馬の海外ダートGI初制覇へ見通しが明るくなる一戦だった。