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2019.6.6 05:01

【沢田康文の欧州リポート】ヘファナン騎手12度目挑戦で初V

関係者に祝福されるヘファナン騎手(手前右から2人目)(撮影・沢田康文)

関係者に祝福されるヘファナン騎手(手前右から2人目)(撮影・沢田康文)【拡大】

 1日に行われた英ダービーは、4番人気のアンソニーヴァンダイクがゴール前の大激戦を制した。エイダン・オブライエン調教師は史上最多タイの7勝目、シーミー・ヘファナン騎手は初勝利となった。

 ヘファナン騎手は世界最大規模の生産者組織、クールモアグループのセカンドジョッキー。ライアン・ムーア騎手のサポート役に徹することが多いが、12度目の騎乗で夢をかなえ、「ダービーは競馬の全てです。これまで2度の2着がありましたから、きょうは本当にうれしいです」と喜びを表していた。

 ダービーデーのエプソム競馬場では2つの特別なセレモニーが行われた。1つは今も破られていない9度の英ダービー制覇を記録した伝説的騎手、レスター・ピゴット氏のブロンズ像の除幕式で、83歳となった同氏が競馬場に元気な姿を見せた。

 もう1つが令和の時代を記念した植樹式で、英国ジョッキークラブとJRA、およびエプソム競馬場と東京競馬場の友好を改めて示す証しとして、パドックにかれんな一葉桜の木が植えられた。

 在英鶴岡公二大使のほか、JRAからは後藤正幸理事長が出席した。交換競走のエプソムCが日曜メインとなる今週末の東京競馬場には英国ジョッキークラブ副会長のジュリア・バッド女史が来日し、記念植樹が実施される予定だ。 (在仏競馬記者)