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2019.5.16 05:14

【オークス】ラヴズオンリーユー、記録的V確信追い!(2/2ページ)

坂路を軽快に駆け上がったラヴズオンリーユー。1週前に好時計で併せた相手に先着しており、臨戦態勢は整った (撮影・安部光翁)

坂路を軽快に駆け上がったラヴズオンリーユー。1週前に好時計で併せた相手に先着しており、臨戦態勢は整った (撮影・安部光翁)【拡大】

 2016年のドバイターフを制したリアルスティールの全妹と血統も魅力的だ。「筋肉の柔らかさと質の良さは兄より上」とトレーナーが言えば、17年毎日王冠1着など兄に2回またがったM・デムーロ騎手も「背中が一緒。兄は少し硬かったけど、(妹は)柔らかい。この馬はすごく背中がいいし、跳びがきれい」と素質を高く評価する。M・デムーロ騎手は勝てば史上10人目のクラシック完全制覇。オークスは過去4回で3着が最高だけに、「勝ちたいです」と闘志を燃やした。

 勝利への鍵は、長距離輸送後の馬体重と折り合い。トレーナーは「一番良くなかった白菊賞(452キロ)のときより減らないで欲しい」と願う。そこで秘策を用意。環境に適応する時間を多く取れるよう、東京競馬場には通常の土曜ではなく金曜に輸送。スタンド前発走で歓声にイレ込まないよう、ファンファーレが鳴り終わるまでメンコ(耳覆い)で雑音をシャットアウトし、直前で外す作戦で臨む。

 「GIでは上積みがないと勝負できないが、かなり上積みは大きい。先々に夢がつながるレースをして欲しい」と矢作師は結んだ。

 混戦模様の大一番に無敗で臨むのはこの馬だけ。06年カワカミプリンセスと同じ、史上最少のキャリア3戦でのオークス制覇へ。歴史に名を刻む準備は整った。 (渡部陽之助)

★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★クラシック完全制覇

 皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークスのクラシックレースを全て制した騎手は、栗田勝、保田隆芳、菅原泰夫、武豊、河内洋、池添謙一、岩田康誠、川田将雅、C・ルメールの9人。