【沢田康文の欧州リポート】ゴドルフィン、GI級通算300勝

2019.5.16 05:02

 12日のパリロンシャン競馬場ではフランスのクラシック初戦となるプールデッセデプーラン、プールデッセデプーリッシュが同日開催された。

 牡馬によるプールデッセデプーランは10頭によって争われ、単勝1・5倍の圧倒的な1番人気に推されたペルシアンキング(仏=A・ファーブル厩舎、父キングマン)がインを抜け出して、1馬身差で優勝した。ウィルデンシュタイン家の生産馬で、2歳時の活躍を評価したゴドルフィンが今季から権利の半分を獲得。鞍上のP・ブドー騎手はクラシックレース初勝利となった。通算6戦5勝で次走は6月2日のジョッキークラブ賞で2冠を目指す予定。

 同じく10頭立てで争われた牝馬によるプールデッセデプーリッシュもゴドルフィン所有馬の勝利となり、単勝3・5倍の1番人気に推されたキャッスルレディー(仏=H・A・パンタル厩舎、父シャマルダル)がハナ差の勝利を飾った。鞍上はM・バルザローナ騎手。3月14日にデビューしたばかりで2歳時の出走経験がない馬による勝利は1977年のマデリア以来となった。今後はディアヌ賞には向かわず、次走はロイヤルアスコット開催のコロネーションSの見込み。UAEのモハメド殿下が率いるゴドルフィンはこの2つの勝利でGI級のレースが通算300勝の大台に到達した。 (在仏競馬記者)

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