【リレーコラム】大阪サンスポ~樫の惑星馬は「馬房はちらかすタイプ」

2019.5.13 20:01

 月曜朝は栗東トレセンでオークスの取材。素晴らしい青空に心地よい気候。文句なしのロケーションだった。『これは万事、うまく行きそうだ』。と、思って寮の玄関から出た矢先、アスファルトの段差で足をひねる始末。さらにだ。バイクを運転中に道路の真ん中に、なぜかカモのような鳥がドッシリと構えていて避けるアクシデント。暗雲立ちこめるとまではいわないが、すがすがしい気分から一転、微妙なムードで厩舎地区入りした。

 まず、目指したのは矢作厩舎。ラヴズオンリーユーについて吉田助手にうかがうためだ。手入れされたピカピカの馬体に輝く瞳。根に単純な部分があるからだろう。無敗の女王候補を見た瞬間、すぐさま気持ちが晴れやかになった。

 「しゃべることないんですけど」といわれたが、吉田助手とは結局、40分くらいの長話。1週前調教でM.デムーロ騎手に取材していたこともあり、話のイメージをふくらませやすかった。

 「動きの素軽い馬。性格が良くて前向き」

 いかにもディープインパクトの牝馬といったところの評が返ってきた。イメージ外だったのは「馬房はちらかすタイプ」(吉田助手)だったということくらい。取材中、何度も様子を確認させてもらったが、予想通りの“走るディープ牝馬”の例に思えた。

 「正直、前回はそんなにいいといえる状態ではなかった。勝ったのは能力しかない。思っていた以上に楽に勝ったけど」

 少し間隔があいていた前走を1度使った上積みが見込める。ポテンシャルの高さも相当だということが、踏み込んで色々な話を聞いたことでハッキリとした。◎にするかは分からないが、とにかく、重ための印を打つことだけは間違いない。

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