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2019.4.13 11:18

【BLOOD】タフな馬場で本領ニシノデイジー

見直し必要なニシノデイジー

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 いよいよ平成最後のクラシックを迎える。牝馬は今年初戦のグランアレグリアが完勝した。ひと昔前ならTRを使わずに本番に臨んだ馬は期待に応えられなかったものだが、近年は調教技術の進歩もあり、真に実力のある馬はTRで押せ押せになるより、フレッシュな状態で臨むという選択肢が広がってきた。

 牡馬路線にも同様の馬がいる。サートゥルナーリアだ。母シーザリオにキングカメハメハ系ロードカナロアの配合。兄にもGI馬がおり、自身の実績も十分。非の打ちどころがなさそうだが、シンボリクリスエスをつけた半兄エピファネイアが息長く活躍したのに対し、キンカメをつけたリオンディーズは故障もあって、3歳時に1勝もできないまま引退した。リオンディーズの全弟グローブシアターもOPに出世したところで、重賞での活躍は今のところまだだ。

 本馬の父はロードカナロアなのでキンカメ系とはいえ、ひと味違う可能性はあるが、系統を拠りどころにすれば、今後の活躍が保証されているとは言い難い。牝馬のマイル戦と違い、一息では走れない2000メートルということを考えれば、休養明けは一筋縄ではいかないはず。ひとまず▲が妥当なところではないか。

 ◎は弥生賞を経由したニシノデイジー。父ハービンジャーという印象の割には、前走の力の要る馬場を嫌ったようだが、それだけでは見限れない。母父アグネスタキオンも不良馬場の弥生賞を圧勝。ハービンジャーの本質が出れば、開催最終週の力が要る馬場は合うはずだし、馬群を割れるタフさが多頭数競馬にも向いているはず。トライアル1番人気を裏切ったとはいえ、ここまで人気が落ちるのなら、改めて見直す一手だろう。

 対抗はサトノルークス。ディープインパクト産駒はきれいな走りをするのが通常だが、こちらは全姉がタッチングスピーチ。母父がサドラーズウェルズということからも分かるように、ディープらしいきれいな走りというよりも、タフな走りをする印象。やはり多頭数、最終週の牡馬クラシックに合いそうだ。(夕刊フジ)

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