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2019.2.11 21:33

【リレーコラム】東京サンスポ~フェブラリーSは注目度が倍増!

東海S圧勝のインティ

東海S圧勝のインティ【拡大】

 今週の東京メインは、2019年JRA最初のGI競走、フェブラリーステークス。何と言っても一番の注目は、根岸Sを制したコパノキッキング(栗東・村山明厩舎、せん4歳)とのコンビで、JRA女性ジョッキーとして初めてGIに挑戦する藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本康広厩舎=だろう。

 当初はスピードの違いで逃げていたが、4走前に出遅れたことを機に追い込む競馬を試すと強烈な末脚を発揮して勝ったコパノキッキング。幅広い脚質で馬場状態も問わず、4連勝中という勢いを考えれば、有力視せざるをえない。

 報道は菜七子一色になりそうだが、記者が注目したいのは6連勝で東海Sを勝ったインティ(栗東・野中賢二厩舎、牡5歳)だ。6勝の勝ちっぷりがいずれも圧勝。2着馬につけた着差は7+4+4+10+5+2=32馬身。何じゃこりゃ?と思うほど強い。血統は父ケイムホーム、母の父ノーザンアフリート。お世辞にも超一流とは言い難いが、それでもこれだけ走るのだから、「すごい」のひと言だ。

 獣医師でもあるインティの武田茂男オーナーは、北海道浦河町・武田ステーブルの経営者。アドマイヤコジーン(朝日杯3歳S、安田記念)やトーホウジャッカル(菊花賞)をはじめ、多くの競走馬を育成調教した実績を持つ。インティの母キティも武田氏の所有馬で、現役時代はダートで4勝を挙げた。こういう血統の馬を仕上げて好結果を出すのは、オーナーとして何よりの醍醐(だいご)味だろう。

 武田さんは日大馬術部出身。記者がメジロ牧場で就業しているときには場長で、大変お世話になった人物だ。ここ4走の鞍上は武豊騎手で、ここにもメジロマックイーンの縁を感じる。今からレースが楽しみだ。

 昨年の覇者ノンコノユメ、一昨年の覇者ゴールドドリーム、さらに3年前の覇者モーニンも参戦してくる今年のフェブラリーS。菜七子の騎乗もあり、例年以上に注目度が上がるはずだ。

 あまり外に出かけたくない厳冬期とはいえ、今年最初のJRAのGI。できれば競馬場やWINSで、寒ければ自宅のこたつに入ってみかんや干し芋を食べながらのテレビ観戦でも構いませんので、注目して見てください。

片岡良典(かたおか・よしのり) 東京サンスポ記者 

直感 取材

本命、時々大穴

プロフィル

東京サンスポ所属。1968年生まれ。3年間の牧場勤務を経て、94年3月から関東競馬エイトの想定班でデビューし、01年5月から東京サンスポで老体にムチ打つ?

予想スタイル

コテコテの関西弁で昭和の匂いを漂わせながら“勝負になるの?”とせっせと取材する浪漫人情派。勝って欲しい馬に◎が本音。馬券は単勝、複勝と枠連と馬連。

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