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2019.2.9 11:56

【BLOOD】アドマイヤマーズ逆らえない

アドマイヤマーズ

アドマイヤマーズ【拡大】

 クラシックの登竜門といわれ、近年では皐月賞に直結することも多い、伝統の3歳GIIIが7頭立て。いくら2歳王者が出てくるとはいっても、やはりOPや重賞の数が多すぎると、どの陣営も勝てそうなところに散ってしまって、馬券的な興味はそがれる。

 ◎はアドマイヤマーズで仕方ない。

 父はダイワメジャー。距離が延びるにつれて、成績を落とす傾向にあるのは、自身の母父が晩年は短距離系にシフトしたノーザンテーストだからだろうか。メジャー自身は10Fの天皇賞・秋も完勝したが、10F以上の距離では疑ってかかりたい種牡馬だ。最も信頼性の高いのは非根幹距離の7Fだが、9Fまでなら十分に勝負になるはず。母父がマキアヴェリアン系メディシアンで、これまた距離があまりもちそうにない血統なのが不安ではあるが、3歳のこの時期なら過剰な心配をすることはあるまい。

 相手はフォッサマグナ。ウォーフロント産駒で、ダンジグ系の2戦目のポカが心配だが、間隔を空けたのは吉だろう。母系にディキシーランドバンドの血が入り、いわゆる“奇跡の血量”といわれるノーザンダンサーの3×4のクロスを持つほか、フォルリの4×4など、癖の強い配合となっている。得てして大物食いをする血統というのはこういうもの。その舞台がここかどうかはともかく、今後とも注意しておきたい1頭だ。

 ▲にはゲバラ。ディープインパクト産駒ではあるが、母系はロドリゴデトリアーノ×テスコボーイの肌にナリタトップロードを掛け合わせた渋さ。イメージでしかないが、エリモの牝系らしい気がしてくるのはなぜか。ナリタトップロードはサッカーボーイを経てディクタスの血を持つので、SS系に掛け合わせるとステイゴールド風の馬ができてもいい感じだ。こういうタイプは混戦に強いため、少頭数ではちょっと違うのかもしれないが、先々まで覚えておきたい馬だ。(夕刊フジ)

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