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2018.12.26 05:02

【沢田康文の欧州リポート】日本でもおなじみスミヨン騎手が3年連続10度目の仏リーディング

クリストフ・スミヨン騎手

クリストフ・スミヨン騎手【拡大】

 先週はフランスのリーディングジョッキー争いを取り上げたが、結局、クリストフ・スミヨン騎手(37)のクラヴァシュドール(金の鞭=フランス最多勝騎手の証し)が確定した。

 ピエール=シャルル・ブドー騎手(26)が18日のドーヴィル開催を最後に年内の騎乗をやめたため、首位に立っていたスミヨン騎手に決定。3年連続10度目で、イヴ・サンマルタン元騎手の15回に次ぐ史上2位の記録になる。

 アガ・カーン3世殿下の主戦騎手として騎乗するベルギー出身のスミヨン騎手はブエナビスタ、オルフェーヴルなどの手綱を取り、日本でも有名なスーパージョッキー。今年は3月26日のシャンティイ開催で史上最速、最年少記録となる国内通算3000勝を達成したほか、国外ではドバイワールドCで評価が低かったサンダースノーを逃げ切りに導いた鮮やかな騎乗が印象深い。

 フランスのリーディングジョッキー争いは日本と同様、年始からの勝利数で決まる。一方、英国ではトップジョッキーが厳寒期は国外で騎乗する機会が増えているため、クラシック初戦の英ギニー・ウイークエンド(今年は5月5、6日)から英チャンピオンズデー(同10月20日)までを集計期間とするようにルールが改められた。

 イヴ・サンマルタン騎手の記録の更新に情熱を傾けているスミヨン騎手だが、「いずれフランスでも英国式の制度が導入されることがあれば、また冬場は日本や香港で短期免許を取得して騎乗したいです」とも話している。(在仏競馬記者)

 ※次回は1月3日付で掲載