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2018.12.26 05:01

【田辺裕信 ゆる~い話】視力低下で騎手免許更新できない場合もある

 僕たち騎手にとって、視力というのは生命線といわれるもののなかでも重要なひとつ。運転免許証と同じように、騎手試験でも、毎年行われる免許更新の際にも検査が行われます。

 眼鏡やコンタクトレンズなどを使用せず、裸眼で左右とも0・8以上ないと騎手免許は与えられません。他にも、色識別や聴力なども検査があります。騎手試験を受験する際に視力が基準に満たない人のなかには、視力矯正用のコンタクトレンズを装着する、あるいは視力回復手術など受ける人もいるみたいです。

 視力に関して、特別に注意していることはあまりないかもしれません。ゲームのやり過ぎに気をつけたり、本を読むときには明るくしたり、スマホを見過ぎないように、といったことかもしれませんけど、やはり分かっていてもスマホを見る機会は多いですね。

 視力ということで言えば、この時期は西日がまぶしいんです。特にメインレースの時間帯。中山では3コーナーあたりが本当にまぶしくて見えづらくなるんですよ。

 だから、ゴーグルやダートのレースで使う砂よけの透明の板は、遮光用の黒いタイプを付けています。ただ、これも芝や砂が付くと見えづらくなるので、何枚か重ねて準備して、見えなくなったら次のモノへと変えて、対応しているんです。

 有馬記念も終わり、今年の開催も28日のみとなりました。1年間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。 (JRA騎手)

 ※次回は1月17日に掲載