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2018.12.10 11:50

【有馬記念】“怪物”オジュウ平成ラスト飾る

注目度No.1のオジュウチョウサン

注目度No.1のオジュウチョウサン【拡大】

 ’18総決算「第63回有馬記念」(23日、中山、GI、芝2500メートル)の登録メンバーが9日に発表され、19頭がエントリーした。天皇賞・秋を制したレイデオロもいるが、注目度ならオジュウチョウサンがNo.1だ。障害と平地の垣根を越えて連勝を続ける“怪物”は、希代のアイドルホースとなりつつある。

 オジュウチョウサンはファン投票で10万382票を獲得し堂々の3位。上位10頭までに与えられる優先出走権をゲットした。平地では1600万下のオジュウは、賞金順なら出走できなかったところ。応援団の熱い支持が夢の挑戦を実現させた。

 「すごいですね。改めて人気を確認しました。投票していただいたおかげで出走できるのは本当にありがたい」

 和田郎調教師が笑みを浮かべた。得票数はオルフェーヴル(12、13年)やゴールドシップ(14年)など歴代の1位馬を超えるもの。障害馬として初めてJRA公式のポスターが発売され、ぬいぐるみが売り切れるなど“オジュウ・フィーバー”は過熱する一方だ。

 障害重賞9勝を含む11連勝中とはいえ、平地では500万下→1000万下を勝っただけ。今回はGI馬7頭が相手とハードルは高い。指揮官は「前走のタイムは(ジャパンCの)アーモンドアイと5秒差です」と苦笑いするが、「平地を2回使っての慣れと上積みは単純にあると思う。すごく前向きでいい状態。もう1段階上の仕上げでいきたい」と前を向く。

 念願の、武豊騎手とのコンビ継続もかなった。90年オグリキャップ、06年ディープインパクト、そして昨年のキタサンブラック。暮れの列島を興奮の渦に巻き込んできた名手は、「騎乗できることを光栄に思います。厳しいのは当然分かっていますが、結果を出したいですね」と意気込む。果たして奇跡は起きるのか-。平成最後のグランプリが幕を開ける。(夕刊フジ)

★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載