【ジャパンC】池江師、ダイヤ「気持ち乗ってきた」

2018.11.22 05:08

 ジャパンCの追い切りが21日、東西トレセンなどで行われた。京都大賞典を制したGI2勝馬サトノダイヤモンドが、CWコースでの併せ馬でラスト1ハロン11秒7(4ハロン52秒9)の鋭い切れ味を見せ、力強く2馬身半先着。大一番に向けて、復調ムードを漂わせた。なお、枠順は22日に確定、23日に金曜発売が実施される。

 一昨年のグランプリホースが、完全復活に向けて力強く伸びた。サトノダイヤモンドが併せ馬で貫禄の2馬身半先着。鋭い反応で瞬く間に相手を置き去りにした。見届けた池江調教師は納得の表情だ。

 「3週連続で長めから乗って、きょうもキビキビとした動きで併せ馬で先着と、気持ちも乗ってきましたね」

 明るい日差しのCWコースで、僚馬トゥザクラウン(1000万下)を追走する。直線で馬体を併せて、パートナーを突き放し、4ハロン52秒9-11秒7をマークした。またがった岩崎助手は「反応も良かったし、しまいもしっかりしていて(体の使い方の)バランスが良かった。息遣いも良かったです」と合格点だ。

 今年の前半戦は精彩を欠いた。トレーナーは「全体的に悪くはなかったけど、活気がなくて、途中で(レースを)やめてしまったりしていた」と振り返る。一昨年に菊花賞を制し、続けて有馬記念ではキタサンブラックを負かした実力馬。秋初戦の京都大賞典で約1年半ぶりの勝ち鞍を挙げたとはいえ、求めるレベルはまだまだ高い。

 今回はモレイラ騎手との新コンビで挑む。1週前追い切りでは、CWコースの併せ馬で6ハロン81秒3-11秒6を馬なりでマーク。モレイラ騎手は「バランスがよく、体の動きがいい。前向きで走りたい気持ちも伝わってきたし、レースで乗るのが楽しみ」と好感触をつかんでいる。

 「若い頃のピークに戻せるようにしっかりとケアをして、競馬場に送り出したいと思います」

 底力を信じるトレーナーは言葉に力を込めた。ジャパンCで前走・京都大賞典組は、キタサンブラック(2016年)、シュヴァルグラン(17年)と2年続けて優勝している。ダイヤの輝き、再び-。3つめのタイトルを手にする準備は整った。 (長田良三)

★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

閉じる