【エ女王杯】前哨戦を斬る

2018.11.9 05:07

 《府中牝馬S=A》逃げ馬から10馬身以上離れた2番手以降はスロー。好位勢が早めに前を追いかけたため追い込み決着となったが、上がり3ハロン32秒台を繰り出し、走破時計も毎日王冠と大差がなかった2着リスグラシュー、3着フロンテアクイーンは有力。

 《秋華賞=A》例年より時計がかかる馬場を考えれば、V時計1分58秒5は優秀。ラスト6ハロン全て11秒台のラップが並ぶ持続力勝負で、後方待機のカンタービレに展開が向いたが、内回りで上がり3ハロン33秒9は立派。

 《京都大賞典=B》大逃げの馬をとらえるために早めに動いた馬の多くは失速。2着のレッドジェノヴァは4コーナーで前が壁になって動けなかったことがプラスに働いた印象で過信は禁物。3着馬が次戦で10着、5着馬が同7着という結果から、レースレベルも高いとは言い難い。

 《札幌記念=B》タフな流れで最後方にいたモズカッチャンには展開がはまった形。時計も平凡だが、のちの天皇賞・秋2着馬をタイム差なしまで追い詰めた点には高い評価が必要だ。

 《紫苑S=A》レースレコード1分58秒0は今年の中山芝2000メートルで断トツ。好位から上がり最速で突き抜けたノームコアはGI級。

 ◇結論 紫苑S勝ちがピカイチだったノームコアが中心。ラスト3ハロン11秒5-11秒5-11秒2と最後で加速したラップからも余力十分で、残り1ハロン延長も問題なさそうだ。府中牝馬S3着のフロンテアクイーンは早めに動いたぶんの差。2着リスグラシューを逆転しても不思議ではない。押さえはカンタービレ、モズカッチャン。

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