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2018.10.21 21:01

【みんなの反省会】固定観念を覆した菊花賞優勝馬フィエールマン(1/4ページ)

菊花賞を制したフィエールマン(緑白の染め分け帽)と、ハナ差2着のエタリオウ(黄帽)

菊花賞を制したフィエールマン(緑白の染め分け帽)と、ハナ差2着のエタリオウ(黄帽)【拡大】

デスク 3冠最終戦の菊花賞を制したのは7番人気のフィエールマンでした。キャリアはわずか3戦で3カ月半ぶりの実戦、しかも経験した距離は1800メートルだけ、とマイナス材料だらけでしたけど…。関西競馬エイトの増井辰之輔トラックマン(TM)はどうみていましたか。

増井辰之輔TM 調教で動きが良かったと聞いていましたけど、体形的に短いところ(距離)の方が合う馬かなと思っていました。キャリア3戦の関東馬で、関西への輸送は初めてでしたしね。でも、落ち着いていました。休養でフレッシュな状態になって、柔軟性も感じましたね。

デスク 馬体重は4キロ増の480キロ。

増井TM 前回10キロ減っていた馬体を戻して、長距離輸送を経てもプラスにもっていきました。調教で意欲的な併せ馬を消化していましたし、短期間に成長したんでしょうね。それに返し馬ではさすがディープインパクト産駒という印象で、馬格以上にストライドが大きくて、怖い(存在だ)なと思いましたね。

デスク レースでは6~7番手につけていました。

増井TM 好位の直後で、前半から折り合いをつける形でした。レースは普通、(2周目の3~4コーナーの)坂の下りでペースが一気に上がるんですけど、今回は珍しく直線の瞬発力勝負になりました。有力馬のエタリオウやブラストワンピースも仕掛けていく中でも、フィエールマンの鞍上のルメール騎手はタイミングを遅らせて、(末脚を)温存していましたね。距離適性は2着のエタリオウの方が上ですけど、GIの舞台でルメール騎手はそういうことをやってのけました。馬の力を余すところなく引き出したと思います。

デスク 1800メートルから距離が一気に1200メートル延びても…。

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