菊花賞&天皇賞・秋を的中!岡田繁幸氏がホープフルSの予想を披露

2018.12.28 07:30

 2歳の若駒たちが覇権を争うホープフルステークス(GI、2歳オープン、中山、芝2000メートル)。12月28日に行われる今年最後の中央競馬GIレース予想に、菊花賞を○◎で馬単6010円&天皇賞・秋を◎▲で馬単2370円を的中させたあの“大物”が登場!

 マイネル・コスモ軍団総帥にして、“日本一の相馬眼”を持つといわれる岡田繁幸氏(68)=ビッグレッドファームグループ代表=。岡田氏は2013年の有馬記念からサンケイスポーツで予想を披露。14年のダービーは▲◎で馬単1860円を的中。この年の菊花賞では、3番人気のトーホウジャッカルに自信の◎を打ち、馬単4470円をズバリ的中させた。天皇賞は、15年の春に1番人気だったキズナよりも2番人気のゴールドシップを本命に推奨して同馬が優勝。同年のダービーも勝ったドゥラメンテに◎を打ち、「まず、勝てるでしょう」と自信満々に仕留めた。また今秋に行われた菊花賞を○◎で馬単6010円、天皇賞・秋を◎▲で馬単2370円の的中。これまで上位評価の馬は確実に馬券に絡んでいる。

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★岡田繁幸氏が披露した数々の神予想を振り返る

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2018年の秋の天皇賞では2000メートルが最も得意だとした◎レイデオロを推奨!
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★【岡田繁幸の相馬眼】

 今年の秋の天皇賞は抜けた存在はいませんが、強いメンバーがそろっています。ハイレベルの戦いになるはずの今回、最後に抜け出す馬はどれか-。東京・芝2000メートルという舞台に最も適した馬だと思っています。

 馬体や走法、筋肉などの体質による考察から、東京の芝2000メートル戦で本命に浮上するのはレイデオロです。

 昨年のダービーでは評価を△に留めました。サンデーサイレンスの血が入っていないこともあり筋肉がやや硬め。背中が短くて少し反っているため上体が浮いてしまう欠点もあり、2400メートル戦ではバテると判断したからです。ところが超スローペースのなか、C・ルメール騎手にうまく導かれ、2000メートルのようなレースになっての優勝でした。

 今回は最も得意な2000メートルが舞台。この距離なら多少エネルギー効率の悪い走りをする体形でも、恵まれた強い筋肉から繰り出すパワーと、キングカメハメハの子供にしては優れた敏捷(びんしょう)性によって十分対応できます。

 1週前追い切りで深い馬場に脚を取られてバランスを崩しゴール後に下馬したそうですが、翌日に坂路に入れているので心配ありません。状態さえ整っていれば、最後の直線で力強い伸び脚を見せてくれるはずです。

 スワーヴリチャードも強い馬ですが、今回の舞台で叩き合いになればレイデオロの方が上とみています。2000メートルの大阪杯を勝っていますが、長い背中やお尻の位置などからして2400メートルの方が得意。今回の距離では◎に分があります。

 この2頭を負かすとすればサングレーザー。2歳暮れのホープフルSで5着に敗れてから1600メートル以下を中心に使われてきましたが、体形や走法は明らかに2000メートル向き。同距離の前走・札幌記念を勝ったのは当然と思っています。父ディープインパクト譲りの瞬発力は◎○の2頭より上。その2頭をマークして1~2馬身後ろを追走し、直線勝負に持ち込めば勝機が見えてきます。鞍上が馬を信じて乗ることが絶対条件です。

 4番手評価はアルアイン。ディープ産駒らしく筋肉が柔らかく、全身を使いエネルギー効率のいい走りができる馬。早めに仕掛けて3馬身ほど抜け出せればチャンスが出てくるでしょう。

 マカヒキは強力なバネがないぶん5番手にしましたが、評価はアルアインと遜色ありません。上位評価馬と同じ位置から仕掛けたら後れを取るので、鞍上の乗り方が結果を大きく左右するとみています。「競馬は個性の戦い」が持論ですが、鞍上がどれだけその馬の個性を生かす騎乗ができるかどうかも重要。◎○同様、マカヒキの武豊ももちろん、それができる騎手です。 (ビッグレッドファームグループ代表)

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2018年の菊花賞で長距離向きとした◎エタリオウと○フィエールマンの2頭を推奨してハナ差のワンツー!
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★【岡田繁幸の相馬眼】1勝馬が歴史を変える!有酸素運動向きの筋肉の質

 競馬は個性の戦い。個性を生かすのは距離、コース、レースの仕方など馬によってさまざまです。勝ち馬を探るとき、それらの条件に適している馬はどれかを考えるのが重要。京都芝3000mの菊花賞は、どの馬も経験したことのない長距離ゆえ、個性が結果としてはっきりと表れます。特に、今年は実力的に抜けた馬が不在だけに、個性を見極めることが大切です。

 長距離向きの馬には共通の特徴があります。エネルギーロスのない走り方で長くいい脚を使え、有酸素運動に向いている筋肉の質であること。有酸素運動うんぬんは長年、馬を見続けて培った感性で分かるもの。具体的にこうだからとは説明できませんが、◎エタリオウはまさにそれです。脚も背中も長く、体形的にも長距離向き。ただ、馬体的な評価よりも、この馬の持つ体質面に強く惹かれます。

 馬体が緩いため相当気合を入れないとスタートダッシュが利きません。後ろからの競馬になるのはそのため。同じ父を持つゴールドシップもそうでしたが、無理にスタートダッシュさせない方がバテずに最後までいい脚を使えます。

 ただし、皆さんが思っているほど飛び抜けた瞬発力はありません。勝つにはペースが落ちたときに中団まで位置を上げるのが必須。ミルコ・デムーロ騎手なら分かっているはず。1勝馬ですが、3000mの舞台に最も適しており、ゴール前で前の馬たちがバテ始めたとき、長くいい脚を使えるエタリオウが先頭に立つシーンがイメージできます。

 長距離向きの馬の特長のもうひとつが、前躯(ぜんく)中心の走りをすること。◯フィエールマンがそれです。前かがみで走る馬は前躯でも推進力をより生みます。後ろ脚で蹴った推進力を無駄なく使え、エネルギー効果の高い走りができるので長距離向きです。父ディープインパクトに似て、エネルギーロスの少ない走りができるため、3000m向きです。

 ブラストワンピースが3番手評価。脚が太すぎてフットワークが重いのが、この距離ではネックになります。例えるなら、長靴を履いて走っているようなもの。勝つためには、最後の直線入り口で2頭より2~3馬身前にいることが必要です。

 4番手はジェネラーレウーノ。無駄のないダイナミックなストライドを披露できますが、敏捷(びんしょう)性が足りません。5番手はメイショウテッコン。マンハッタンカフェ産駒らしくバテないのが強み。ひとり旅ができるなら粘れる可能性があります。 (ビッグレッドファームグループ代表)

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2014年の菊花賞で3番人気トーホウジャッカルを推奨して1着!
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★【岡田繁幸の相馬眼】3000メートルの“専門家”ジャッカルがワンアンド倒す!

 「競馬は個性の戦い」が持論の私にとって、京都の芝3000mで行われる菊花賞は楽しみな一戦です。どの馬も経験したことのない長距離が舞台のレースは“個性”が結果としてはっきりと表れるからです。

 特に今年の菊花賞には、舞台が替わるとこんなにも変身するのか…とファンを驚かせるであろう馬がいます。ここは、京都の3000mに最も適した個性を持つトーホウジャッカルが勝つでしょう。自信があります。

 背中が短めで、脚が長いトーホウジャッカルは、多くのエネルギーを必要としない走りができるうえ、腱(けん)にバネがある体質の持ち主です。

 ゴムのように伸び縮みする腱を持つ馬は、筋肉をあまり使わなくてもピョンピョンと弾むような走りができます。こうした走りはハイペースでは不利ですが、長距離戦で見られる200mを12秒後半のラップで淡々と進むペースでは、エネルギー効率のいい走りから生まれるスタミナを生かすことができます。出走馬の中で、この馬以上に京都の3000mに適した馬はいません。トーホウジャッカルの個性を最大限に生かした競馬ができれば、結果はおのずとついてきます。

 勝利の方程式は「持久力勝負に持ち込む」。ただし、それには条件があります。酒井騎手が「勝てる」という自信を持ち、早めの仕掛けを恐れず「ワンアンドオンリーを負かす」という気迫を持って臨むこと。ダービー馬をぴったりとマークし、3~4コーナーの中間くらいから早めに動く。そうすれば、ワンアンドオンリーも一緒に動かざるを得ません。ラスト100~200mで持久力勝負になれば、トーホウジャッカルの思うつぼです。

 レースは、ワンアンドオンリーとの一騎打ちになるはず。ワンアンドオンリーは、柔らかな筋肉を使って効率のいい走り方ができる体質と体形の持ち主ですが、身体能力で抜けた存在ではありません。3000mを得意とする専門家(トーホウジャッカル)にはかなわないとみました。

 今年の菊花賞は、面白いレースになります。馬券に興味のない人もトーホウジャッカルの単勝を数百円買って、レースを観戦してください。 (ビッグレッドファームグループ代表)

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2015年の天皇賞(春)で2番人気ゴールドシップを推奨して1着!
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★【岡田繁幸の相馬眼】キズナよりゴールド!長距離は調子の良しあしが重要!

 ◆身体能力は最上位

 今年の春の天皇賞は難解です。いかにも長距離ランナーという出走馬がおらず、実力や展開以上に当日の調子が結果に大きく関わってきます。

 競走馬というのは、1600mくらいまでは少々調子が悪くても走り切れるのですが、それ以上距離が延びると勝手が違います。大きな動物である馬にとって3200mは、全身に大量の血液を送りながら全力で走らなくてはならないので、人間が同じ距離を走る以上に過酷。それだけに結果が調子の良しあしに左右されるのです。

 調教をやり過ぎていないか、気力は充実しているかなど、追い切りの映像や新聞報道などから判断しないと、痛い目に遭いそうです。

 私の予想スタイルは、調子を考慮することなく馬体考察で判断するものですが、今回はそうした調子なども加味して総合的に判断します。

 本命はゴールドシップ。体の柔らかい馬は、気力と体力が充実していると強い競馬をします。追い切りを見たり、新聞報道を読んだりする限り、今のゴールドシップは気力、体力とも充実しているとみました。そうであれば、相対的な身体能力の差で最上位に挙げられます。

 機敏な動きが得意ではなかった母の父メジロマックイーンから受け継いだ体質を、父ステイゴールド譲りの敏捷(びんしょう)性で補っているこの馬にとって、レコード決着のような競馬は苦手ですが、今の京都の芝コースは例年ほど時計が速くないという話です。これもプラス材料になります。

 ◆当日の気配に注目

 とにかく今回は、当日の体調の良しあしが重要なファクターです。新聞などの情報を事前にチェックし、パドックや返し馬を見て出走馬の好不調を判断してください。(ビッグレッドファームグループ代表)

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2015年のダービーで1番人気ドゥラメンテを推奨して1着!
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★【岡田繁幸の相馬眼】岡田総帥2冠確信 M・デムーロで折り合う!!

 ◆上々の最終追い!!

 予想とは、微妙な違いを把握する作業。体形、体質、舞台適性など馬の個性の違いを、どこまで逃さず洞察できるかどうかが大事です。

 皐月賞ではリアルスティールとドゥラメンテのどちらを本命にするか迷った末、筋肉の量が多い前者を選んだら◯◎で決着。筋肉量の少ないドゥラメンテが、折り合えば卓越した柔らかさと収縮力によって爆発的なエネルギーを出せることを見せつけました。

 ただし、筋肉量の少ない馬が優れたパフォーマンスを見せるには、体調のいいことが条件。似たような名馬に1991年の皐月賞、ダービーを制したトウカイテイオーがいます。「柔らかすぎる」と形容できる馬体の持ち主で、調子のいいときは素晴らしい勝ち方をするのに、調子が悪いと「どうしたの?」と首をかしげるようなレースをしたものです。

 28日の最終追い切りの内容からいい体調で出走できると判断し、ドゥラメンテを本命にします。

 この馬のもうひとつの鍵である折り合いについては、歴戦のM・デムーロ騎手なら掛からないよううまく乗るでしょう。道中は中団より後ろにいるでしょうが、勝負どころで射程圏まで上がっていれば、鼻の先から尻尾の先まで使うような全身運動から繰り出す卓越したスピードで前をかわせます。まず、勝てるでしょう。

 相手はリアルスティール。皐月賞でも述べたように、ディープインパクト産駒らしい優れたバネがあり、お尻の付いている位置、四肢のつなぎの角度、胴の長さなど各部で恵まれています。馬格があり筋肉も良質です。

 それでも対抗なのは、トモ(後肢)の入りが浅いから。言い換えれば、後ろ脚の振幅が大きくないため蹴りが浅く、瞬発力勝負ではドゥラメンテにかないません。

 ダービーは、私にとって生涯あこがれ、一度は勝ってみたいレース。読者の皆さんは、華やかで特別な一戦を、少額でもいいので馬券を買って観戦してください。そうすれば、ひのき舞台に立つ馬との“一体感”を味わえるはずです。 (ビッグレッドファームグループ代表)

★「第82回 日本ダービー」の結果&払い戻しはこちら

相馬眼

 馬の資質を見抜く能力を指す。基本的には馬の骨格や筋肉の付き方、歩行の動作などから個々の特徴を見極め、力量や適性を推察する。見る側のセンスが問われるのはもちろんだが、経験によるところも大きい。

岡田 繁幸(おかだ・しげゆき)

 1950(昭和25)年3月19日生まれ、68歳。北海道出身。ビッグレッドファームグループ代表。74年にビッグレッドファームを創設。86年に“マイネル”の冠名で知られるクラブ法人『サラブレッドクラブ・ラフィアン』を設立した。馬体を吟味して購入した馬をハードトレーニングで鍛え上げて活躍させ、マイネル・コスモ軍団の総帥と呼ばれる。サンケイスポーツで予想を披露し、大反響を呼んだ。

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