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2018.10.9 15:36

【リレーコラム】大阪サンスポ~京都大賞典を終えて

京都大賞典で早めに抜け出して後続を押し切ったサトノダイヤモンド(左)

京都大賞典で早めに抜け出して後続を押し切ったサトノダイヤモンド(左)【拡大】

 先週の3日間開催の最終日に、京都競馬場で伝統のGII・京都大賞典が行われた。サトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)が最後の直線で早め先頭に立ち、2着のレッドジェノヴァの猛追を振り切って半馬身差でしのいだ。レース後に引き揚げくる際、場内から割れんばかりの拍手と歓声が湧き起こった瞬間、正直鳥肌が立った。ファンの方はもちろん、ダイヤモンドの復活を心待ちにしていたのだろう。

 勝利ジョッキーインタビューで、川田将雅騎手が「何よりもこれだけの馬ですから、復活してくれることが一番競馬界において盛り上がりますから、何とか無事に勝つことができてよかったです」とホッとした表情を浮かべたのも印象的だった。昨年、キタサンブラックが引退して、今年の古馬路線はスターホースが不在。その中で一昨年の菊花賞、有馬記念とGIを2勝し、最優秀3歳牡馬にも選ばれたダイヤモンドにファンもスターホースの後継者として期待をかけていたのだろう。

 池江泰寿調教師も「決していい頃のピークに戻っているわけではないけど、まだまだ良くなる余地は残してしるし、いいときの姿に戻したい」と安堵(あんど)の表情だったのも忘れられない。厩舎の看板馬として、負けられない相当な重圧もあったに違いない。その中で、中間の追い切りでは川田騎手が毎週のように密にコンタクトをとり、陣営と相談しながら調整してきたことも結果につながったといえるのではないかと思う。

 川田騎手は「JCまでに(状態が)戻ればと思ってやってきましたが、京都大賞典でいい結果を出せることができましたし、思っている以上に戻ってきてくれるのが少し早かったなと思います」と手応えをつかんでおり、次走のジャパンC(11月25日、東京、GI、芝2400メートル)でのサトノダイヤモンドの走りが楽しみでならない。

長田良三(ながた・りょうぞう) 大阪サンスポ記者

取材・前走

中穴・自在

3連単

プロフィル

1982年8月20日生まれ。兵庫県出身。1998年に友人の影響で競馬を見始め、その年に活躍したサイレンススズカ、2005年にクラシック3冠を達成したディープインパクトをこよなく愛する。いかに少ない資金で万馬券を当てるかを考えている。趣味は飲み歩き。

予想スタイル

気になった馬を取材で得た陣営の感触をもとに、過去のレースを振り返りながら予想を組み立てる。2017年の菊花賞で3連単55万9700円を◎○▲でズバッと!仕留めたのは快感だ。基本は中穴狙いで好配を日々狙っている

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