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2018.10.6 12:38

【血統ピックアップ】凱旋門賞

 サンスポ血統班がGI限定で狙い馬を探る『血統ピックアップ』が、凱旋門賞特別編をお届けする。愛オークス、ヨークシャーオークスとGIを連勝中のシーオブクラスに注目。欧州型のパワーに加えて、新装パリロンシャン向きのスピードをバランスよく内在。総合力の高い配合だ。

 

 3歳牝馬のシーオブクラスを推奨する。父は2009年の凱旋門賞馬シーザスターズ。その母アーバンシーも1993年に同レースを制しており、親子3代制覇の偉業に挑む。父の半兄ガリレオ(父サドラーズウェルズ)は、2001年の英、愛ダービーや“キングジョージ”を制覇。まさに欧州競馬の大舞台の王道といえる血筋だ。

 シーオブクラスの母の父エルナンドは、93年の仏ダービー馬で、94年の凱旋門賞で2着。94、95年と2年連続でジャパンCに参戦して4、3着と、日本の高速馬場にも対応した。欧州特有のパワーだけでなく、母の父ミスワキから高いスピード能力を受け継いでいる。

 昨年はシャンティイの重馬場で行われたが、今年は3年ぶりにパリロンシャンに舞台を移す。中間の降雨量も少なく、極端なパワー勝負にはならなさそうで、“速さ”への適応力も問われそう。スピード、スタミナ、瞬発力をバランスよく備えるシーオブクラスが、勝利に最も近い存在といえそうだ。

 同じシーザスターズ産駒のクロスオブスターズも侮れない。母の父は、キングカメハメハなどでおなじみのキングマンボ。世界中で活躍馬を送り出しており、スピードと底力を兼備している。母系からパリロンシャンへの適性が高そうで、2着に健闘した昨年以上の走りも期待できそうだ。