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2018.9.12 20:30

【リレーコラム】藤沢和厩舎の2歳牝馬カルテットに熱視線byヒロシ(1/2ページ)

松本ヒロシ

松本ヒロシ【拡大】

 藤沢和雄厩舎の現4歳世代の活躍はすさまじかった。サトノアレス、ソウルスターリングが牡牝の2歳王者に輝き、ソウルスターリングはオークス制覇。そして、レイデオロは厩舎悲願のダービー制覇を果たしたが、その現4歳世代に匹敵するぐらいの粒ぞろいという噂もあったのが現2歳世代。地方デビューだったクラヴィスオレアを除くと、中央では7頭がデビューしてすでにグランアレグリア、コントラチェック、ミリオンドリームズ、シェーングランツの4頭が勝ち上がったが、その4頭の勝ち方はいずれも強烈なインパクトを残すワンサイド勝ち。しかも、いずれも牝馬だというところが興味深いが、そのエリート牝馬4頭が放牧先から帰厩し、現在美浦トレセンに集結。2勝目を目指して調教を開始した。

 それぞれタイプが違うとはいえ、どの馬もソウルスターリング級の活躍をしても不思議ないと思わせるぐらいのスケール感を感じる馬。来年のクラシック路線に向けても、この“藤沢エリート牝馬カルテット”の動向には注目しないわけにはいかない。

 最初にデビューしたグランアレグリアは東京芝1600メートルを1分33秒6というとんでもないタイムで楽勝。前日の新馬を楽勝したジョディーは1分35秒9。同馬は次走の新潟2歳Sでも小差4着と好走したことを思えば、グランアレグリアのパフォーマンスがいかに凄(すご)いかをうかがい知ることができる。デビュー時は細身で華奢(きゃしゃ)なイメージもあったが、全体に丸みが出て見た目にもボリュームアップ。「とにかく走ることに対して前向きな気性。こういう馬は日々の調教がしっかり身になるし、自然と体も鍛えられて膨らんでくるよね」と藤沢和雄調教師。デビュー戦も鮮烈だったが、さらに一段階ポテンシャルが上がっていることは間違いないだろう。次走は4回東京開幕週のサウジアラビアロイヤルC(GIII)を予定しているが、スピード、現時点での完成度でこの馬を上回るような存在が他にいるとは思えない。

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