中央競馬:ニュース中央競馬

2018.9.11 05:05

【ズームアップ】調整ルームってどんなところ?(1/3ページ)

美浦トレセンの調整ルーム。外観は何の変哲もない建物だが、内部には重要な設備が整っている (撮影・佐藤雄彦)

美浦トレセンの調整ルーム。外観は何の変哲もない建物だが、内部には重要な設備が整っている (撮影・佐藤雄彦)【拡大】

 競馬界の話題を取り上げる「ズームアップ」。今回は騎手の“拠点”調整ルームを紹介する。競馬場とトレセンにある調整ルームは、公正確保と、騎手の心身を整えるために必要不可欠な施設。JRA審判部の協力を得て、貴重な調整ルームの内部と、運用状況の実情をリポートする。 (取材構成・片岡良典)

 調整ルームは、JRA全10競馬場と美浦、栗東両トレセンに設けられており、入室できるのは騎手だけ。調教師や馬主、厩舎関係者も基本的には入れない。今回は特別に許可をもらい、美浦トレセンの調整ルームに潜入することができた。

 「レース前日から、外部との接触を遮断して、ジョッキーがレースに向けて心身の調整を行うのが目的です。サウナやトレーニングルームも完備しているので、週中も利用可能です」と美浦トレセン総務課・山藤紘明総務係長は説明する。

 入室後は、携帯電話など発信できる通信機器は使用できない。インターネットの接続もNGだ。違反者には騎乗停止などの重いペナルティーが科される。部屋割りが掲示されている入り口を通過すると、応接室にはセーフティーボックス。ここに携帯電話を預けるのが通例だ。ちなみに、発信機能がなければ電子機器の持ち込みは可能。ダウンロード済みならゲーム機も使用できるが、事前にJRA職員に見せて確認を取る必要がある。

【続きを読む】

関連

  • 部屋は4畳半の個室
  • 浴室もサウナ状態
  • 必須アイテム木馬
  • 充実のトレーニング器具
  • 携帯電話を預けるセーフティーボックス
  • 注意喚起の張り紙