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2018.8.1 05:02

【矢作芳人調教師 信は力なり】暑さに弱いサラブレッド…北海道開催の増加、薄暮の復活を(1/2ページ)

 開幕まで2年を切った東京オリンピックの話題が豊富に報道されている。さまざまな競技に興味は尽きないが、同時に暑さ対策にも注目している。競馬の世界でも今後のさらなる地球温暖化に備えて、暑さ対策は急務だと考えるからだ。

 元来サラブレッドは暑さに弱い。北海道が馬の最大産地なのは土地の広さの部分が大きいが、冷涼な気候なのももちろん影響している。世界的にも大部分の馬産地は涼しい地域にある。競馬もドバイはほとんどが1月~3月の開催だし、香港も夏の間は休催している。気温が40度に達しようとする中でレースを行っている日本は珍しい存在なのだ。

 そこで夏の北海道開催が存在意義を増す。事実函館、札幌で走っている馬たちと中京、福島などの出走馬ではレース後の疲労感、表情がまったく違う。そして今年もまた競馬後に熱射病の症状をみせる馬が数多く出ているのだ。万難を排してでも北海道の開催日を増やすべきである。

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