水戸記者(左)はエアアンセムの追い切りに騎乗した藤岡佑騎手を直撃。根掘り葉掘り質問を浴びせた【拡大】
勝ちみに遅いものの、安定感は増しており、前走のエプソムCでも決して上手ではない道悪で見せ場を作っての5着。次走は…と注目していた。函館入り後もとにかく順調。稽古を見守った吉村調教師を直撃した。
「先週併せ馬でびっしりやっていて、軽めは予定通り。涼しいので調整しやすい」と同師は状態の良さを強調する。1600万下での足踏みが長かったが、年齢を重ねて心身のバランスが取れてきたとも教えてくれた。
そして「ここは狙っていた重賞。良馬場でやらせたいけど、極端に悪くならなければ。ハンデ戦ですしね」ときっぱり。続けて、引き揚げてきた藤岡佑騎手にも根掘り葉掘り…。「栗東ではカッカしていますが、きょうはずっと落ち着いていい感じでした」と好感触を得た様子。続けて「小回りなので内枠が欲しい。あとは展開。さばきひとつで楽しみはあります」と腕をぶした。前走から1キロ軽い55キロ。要注意だ。