【リレーコラム】関東競馬エイト~“たられば”を糧にby山本忍

2018.7.11 15:33

 佳境のワールドカップもいよいよ次の日曜日(日本時間の月曜未明)に決勝戦を迎える。水曜日の朝に行われたフランス対ベルギーの一戦は強豪国の対決にふさわしい見応えのある戦いだった。19歳のあふれる才能の持ち主ムバッペ選手が大きく注目を集めているが、フランスのオーガナイズされた守備はこの一戦で特に際立っていた。後半6分に挙げた1点を粘り強く、狡猾(こうかつ)に最後まで守り抜いた。後半7分で2点のリードを奪いながらも、最後、アディショナルタイムで逆転を許した日本とは何がどう大きく違ったのであろうか。

 勝負事に“たられば”は禁物だが、ベルギーが長身の選手を入れてきた後半20分過ぎに日本も対抗策を打っていれば、その後の展開は少し変わっていたかもしれない。2列目の選手を一枚下げて、こちらも長身のDF植田直通選手あたりを投入していれば…。同点弾に結びついた後半29分のアザール選手の質のいいクロスは酒井宏樹選手が対応して生まれなかったかも。細かく挙げればキリがないが、多くの“たられば”が存在した。しかし、それらはサッカー日本代表を進化させる今後の確かな糧となるはず。そう信じてやまない。

 本業に話を戻すと、競馬こそまさに失敗と反省の連続だ。しかし、多くの“たられば”は予想を上達させてくれるはず。4年も待つことなく毎週チャレンジできる環境に感謝しつつ、今週もしっかり準備して試合(馬券)に臨みたい。

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