平安Sに出走予定のミツバ【拡大】
★平安S
併走追いにも関わらず、終始モタモタしていた前走時とは一変だ。ミツバが坂路単走でシャープな伸び。全身を上手に使って走る姿から好調が伝わってきた。
とにかく、アンタレスS2着時とは素軽さが違う。鞍上の強いアクションを必要とせずに、最後まで集中力を保てていた。併せ馬で闘志をかりたてる必要はない。少し気難しい面のある馬だが、ゴール前で自らハミを取る姿勢を見れば走る気がみなぎっていることは一目瞭然(いちもくりょうぜん)だ。攻め駆けするタイプではないだけに、動きの良さが余計に目についた。
休み明け3走目の走り頃で、状態は文句ない。レースでムラな面を出しさえしなければ、好勝負になるだろう。(宇恵)